◆ひとりで抱えていませんか?
~暮らしに関するさまざまな困りごと~
▽身近なところにも大きな変化
かつての私たちの暮らしでは、生活するうえで困りごとが起きた時、昔ながらのご近所付き合いで、互いに助け合うことで解決することも少なくありませんでした。
近年は、情報化社会の進展で暮らしがますます便利になる一方、核家族化が進み、隣近所の付き合いが希薄になったと言われています。自治会や地域コミュニティの活動に参加する人も減少傾向で、近所に顔見知りが少ないことも珍しくありません。そのため、暮らしの中で問題が起きても、誰かに相談したり、手助けを頼んだりすることができず、必要な支援が届かない事例が増加しています。
▽まずは、相談するところから
福祉課では、生活する上で困りごとがある人の相談窓口を設置し、住まい、家計相談、債務返済などの相談に専門職員が応じています。
令和4年度は、コロナ禍に伴う国の経済対策があり、全体としての相談件数は減ったものの、相談内容は経済問題に留まらず、自殺願望やひきこもり、アルコール依存などの問題を複数抱えるため、継続支援が必要なケースが増加しています。また、40代の人の相談内容としては家計相談が特に多く、自力で解決できない状況にも関わらず、相談をためらっていたため借金が倍増し、自己破産に陥ったケースもありました。
すべての人は、世界人権宣言や日本国憲法において、健康や福祉にじゅうぶんな生活水準を保つ権利を持っています。さまざまな事情でその権利が守られていない場合には、必要な保障を受ける権利を持っています。
まずは、相談することから始めてみませんか。ひとりで抱え込まず、誰かに相談することで、一緒に解決の方法を探していきましょう。
▽困ったらまずは相談!
・例(借金)
借金
病院に行けない
未払い
サンコスモに電話⋮
【電話】942-1156
相談日(面談日)を予約
知人に会うんじゃないか、心配。
サンコスモ相談室にて
専門の家計相談員がいて、節約して、借金を返しながらやりくりしていく方法がわかった。
個室なので話しやすい
病院にも行って少しずつ健康を取り戻せた。
気持ちすっきり前向きになれた
※詳しくは広報紙をご覧下さい。
・相談できる窓口のご案内
※QRコードは広報紙をご覧下さい。
問合せ:福祉課
【電話】942-1156
◆2022年度 人権標語
※詳しくは広報紙をご覧ください。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>