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古賀市ふるさと大使特別対談(1)

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福岡県古賀市

◆うたのはじまり
古賀市ふるさと大使 五十川 綾(ISOGAWA AYA) × 古賀市長 田辺 一城(TANABE KAZUKI)

〝古賀市ふるさと大使〟第1号の五十川綾(いそがわあや)さん。8月号の特集はメジャーデビュー12年目となる五十川さんと田辺市長との特別対談です。彼女の母校である古賀北中学校の教室をお借りし、学生時代の思い出話や歌手になった奇跡のようなきっかけ、ふるさとへの思いなどたくさんお話しいただきました。

●給食・制服
市長:綾さん、給食の牛めし覚えてますか?
綾:牛めし+大根サラダが好きでした!気恥ずかしくて「多くついで」って言いにくかったし、最初から自分で多めにつげるから、牛めしの日は給食当番になりたかった!(笑)
今も牛めしってあるんですか?
市長:冬限定でありますよ。僕は、ほうれん草ムースと冷凍ミカンも好きでしたね。
綾:土曜日の半ドンの日に飲んで帰るオレンジジュースありましたよね?
市長:あったあった!懐かしい。
綾:北中の私たちの代は、制服がブレザーに変わった一期生なんです。ブレザーは私服でもあるけど、セーラー服って着られないでしょう?だからあこがれて。高校はセーラー服のところに行きたかったのに玄界高校もブレザーでした…(笑)
市長:千鳥小、古賀北中、そして玄界高校とずっと古賀っ子なんですね。

●運命の展開
市長:プロの歌手になろうと思ったきっかけは?
綾:中学・高校と、カラオケがとにかく好きで。ここからが奇跡みたいな話なんですが、専門学校の時、知り合いにメールを送ったつもりが、間違えて知らない人に送信しちゃって。お互い気づかず何回かやり取りして。それが今のマネージャーっていう…
市長:その頃は全然知らない者同士ですよね?
綾:「そんなに歌が好きなら、あなた達の歌を聞かせて」って。その友達とマネージャーに歌を習いつつ、いろんなカラオケ大会に出まくるようになったんです。
市長:間違いメールの相手が偶然にも、福岡の人で!歌絡みの人で!後にマネージャーになる人⁉⁉
綾:縁なんですよ。最初から決まってたのかな、って思います。
市長:カラオケ大会っていうのはプロの登竜門なの?
綾:そうですね。当時、今井美樹さんとか岡本真夜さんの曲を歌っても、なかなか優勝できず。審査員から「歌謡曲系を歌ってみたら?」とアドバイスされて、演歌歌謡曲で同じ大会に出たら優勝しちゃって。
市長:そもそも演歌に関心があったの?
綾:父が演歌歌謡曲大好きで昔から聞かされてたんです。
市長:自分はポップス方向だったけど、家でずっと演歌を聞いてたから自然に入ってたんですね!

●インディーズdeふるさと大使
綾:27歳のとき「呼子慕情」でインディーズデビューをしました。
市長:インディーズっていうのは?
綾:要するに自主出版。流通に乗らないから手売りなんです。
市長:だから全国回るんですね!そんな厳しい世界に入る覚悟はできてたんですか?
綾:覚悟よりまず、自分が歌の世界でどこまで行けるのか試したかった。まだ20代なので、とにかく挑戦の気持ちが強かったんです。
市長:当時は古賀に住んで活動を?
綾:はい、九州で6年間活動して3曲出しました。当時、歌手は地元のなんとか大使になってる人が多くて、それでマネージャーも「ぜひ千鳥綾(当時の芸名)を」と。29歳で古賀市のふるさと大使に任命していただいて、テレビ出演が増えたんですよ。
市長:インディーズデビューから2、3年で、市の顔!早かったですね!いや、これも縁ですね。
綾:インディーズだとラジオ出演も断られるんです。だからとにかくメジャーデビューだ!顔広げるぞ!って、いざ東京へ!
市長:知り合いもコネもない芸能界にどうやって飛び込んだの?
綾:だれも「来いっ」て言ってくれないから、ホームぺージを探したんです。で、うちの事務所ウイングジャパンを見つけて話をしに行ったら、「じゃあ綾ちゃんウチでCD出しますか?」って。
市長:そんな簡単に⁉と言っても、インディーズで蓄積してきたもの、経験や歌唱力とかも見てのことでしょうからね。

●愛されキャラ
市長:10周年のコンサート、すごいと思いました。来てる人も、ビデオレターも。吉幾三さんとか相撲界の親方とか、各界のすごい人たちのメッセージ。しかも皆「綾ちゃん綾ちゃん」って親しみが込もってて、言葉に温もりがあった。好かれてるなあと。
綾:里村先生のおかげなんです。先生の行くところには全部ついて行ってましたから。
市長:「この子を次のステージに絶対に行かせるべき」というメッセージがすごくあったのが印象的でした。
綾:自信はある程度必要でしょうが、私もともと自信がなくて。田辺さんは自信あります?
市長:ありそうに見えるでしょ?ないとは言いませんけど、僕もやっぱり怖い。ただ自信って持ってないと駄目な気はする。自信は自分を信じることですから。

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