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古賀市ふるさと大使特別対談(2)

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福岡県古賀市

●作詞家 里村龍一先生
市長:綾さんにとって里村先生の存在って?
綾:里村先生の事務所ということもあったし、覚悟を決めて上京したので、「なにがなんでも帰らない!」と必死の毎日でした。先生の言葉は全部メモ!財布にいつも入れてるんです。
市長:言葉を、お守りみたいに持ち歩いて?
綾:たまに読んで先生の金言を忘れないようにしているんです。『歌には感激と感動がある。高音で感激、低音で感動する』『歌詞を何百回と読んで主人公になる。歌は語る、セリフは歌う。俳優は歌わなければいけない。歌手は語らなければいけない』
市長:こういう言葉が歌に乗ってくるんですね。そういう意識を持てと。
綾:先生が一番大事にしていたのは〝信念〟。『自分が自分を信じてやらなければならない』って。
市長:そうじゃないと自分が長続きしないんでしょうね。芸能はもちろん、どんな仕事でも。
綾:記憶に残ってるのは、「お前は魚の食べ方が残酷だ」と言われたことです。きれいに食べなさいってことなんですが、夢を与える歌手や芸能人は、「常に見られていると意識して気を抜くな」と。
市長:それは政治家としても大事なことですね(笑)魚が入口だけど、ちゃんとしているだけじゃなく〝憧れられる〟存在になれ、とおっしゃってる。

●社長と歌手と
綾:実は、先生も亡くなって、会社の手伝いをずっとやってきた私が今、会社の代表やってるんです。
市長:ウイングジャパンの代表取締役!?
綾:経営と歌手の二役。ウイングジャパン杯のカラオケ大会でも、まずは経営者として挨拶、その後ゲストとして五十川綾で歌って。お客さんはあれ?って(笑)
市長:すごい。なろうと思ってなってない経営者。
綾:どっちが本職か分かんなくなってきてるし。
市長:でもそれも巡り合わせ、ご縁ですよね。前向きにとらえたらいい。
綾:両方やるのは中途半端になるのかな?気持ちはどちらも100%でやりたいんですけどね。
市長:分離したほうがいい面も当然あると思う。けど、できなくはないと思う。野球でも野村克也監督みたいに選手兼監督をやってた人もいるし。
綾:それって「お前がまず結果残せ」みたいな、変なプレッシャーがないですか?
市長:頑張る動機としてのプレッシャーもいいんじゃない?大変だと思うけど、誰もができる経験ではないし、そんな状況なら地元も応援しますよ。

●10周年記念新曲
市長:10周年でCD2枚出していますね。2方向の綾さん。これは?
綾:幅を広げた方が活動しやすいし、新たな自分も出せるのではと。美樹克彦先生がタイミングよくこの曲をくださったので、じゃあAyaで出そうと。
市長:「横浜シャングリラ」は80・90年代のテイストを感じますよね。
綾:松田聖子さんのアレンジャー小倉良さんアレンジというのもあるかも…
市長:世代的に僕らに刺さってくるアレンジ!今後はAyaをメインにやっていく?
綾:はい〝五十川綾〟を大事にしつつ〝Aa〟に力を入れていきたいなと。
市長:この間のコンサートで聞いた時も新鮮でした!こっちで推していきましょう!

●これからの10年は?
綾:今の積み重ねが未来。だから10年後を考えるより今を真剣に考えたい。
今一番近い目標はAyaとして定期ライブをやること。自分もこれからどこまで行けるかを試したいんです。
市長:確かに定期ライブって大事だと思う。〝いつか〟って実現できずに終わっちゃう。ここで・いつ・ライブするって決めれば確実に実現する。古賀で定期的に歌ってもらえるとうれしいなあ。
綾:やりたいです!料金も負担にならない設定で気軽に来れる感じで。カラオケ喫茶とかスナックとか、昼カラとか。いい場所があったらぜひ!
市長:綾さんにとって古賀の存在って?
綾:自分を受け入れてくれるところがある、帰って来るところがあるっていう〝ふるさと古賀〟の存在は大きいです。
市長:やっぱふるさとがあるって大事な事なんやね。
綾:他にも古賀出身のアーティストの方々もいらっしゃるし、一緒に音楽でふるさと古賀を盛り上げたいですね。
市長:いいですねえ。

ひとつ違いの同世代ということもあり、話は尽きず楽しい時間を過ごした2人。おだやかな中にもチャレンジし続ける熱いものを持つ綾さん。これからも古賀市ふるさと大使の五十川綾 and Ayaとして音楽方面から古賀市を一緒に盛り上げてくれるそうです。今後のご活躍も期待しています。

・綾さんのTikTok
・五十川綾と寺泉憲さんとのデュエット曲「ふたりのヨコハマものがたり」
・Aya「横浜シャングリラ」
※詳しくは広報紙をご覧ください。

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