◆Hãy cùng nhau tận hưởng cuộc sống trong xã hội này!
・市内で暮らす外国籍市民のうち、一番多いのはベトナム国籍の人です。そこで今回は、ベトナム語でタイトルを書いてみました。何と言っているかわかりますか?(答えは下)
▽「ことばの壁」を越えて
令和6年9月末現在で市内の外国籍市民は1301人と最多を更新しました。人口の約2・2%、約46人に1人が外国籍市民です。
そんな中、言葉や文化の違いから誤解が生じ、偏見やトラブルが起こりやすいのも現実です。特に「ことばの壁」は大きく、日本語を勉強していても、うまく表現できず必要な情報を得られなかったり、コミュニケーションが取れなかったりすることも。
そのことで、買い物や病院の受診など日常生活に困難が生じたり、慣れない地で孤独や不安に陥ってしまうこともあるようです。
同じ地域で暮らす一員として理解し合うには、交流を通じてお互いを知り、認め合うことが大切です。
▽柴田あづささんからのメッセージ
言葉が通じない異国で生活することを想像してみてください。それが外国籍市民への理解につながると思います。困っている様子を見かけたら、「やさしい日本語」でサポートをお願いします。
温かい見守りをお願いします。
▽やさしい日本語とは…
わかりやすく、かんたんな言葉に言い換えた日本語のことです。市内で暮らす外国籍市民の約90%がアジア圏の人。そのため、英語よりも、わかりやすく言い換えた「やさしい日本語」の方が伝わりやすいことも多いのです。
・例
無料です。➡お金はいりません。
通れないことはない。➡通ることができます。
▽もっと知り合おう にほんご読書会インチこが
日本語を学習中の外国籍市民と日本人が一緒に本を読み、気に入った本を紹介し合うイベントを開催します。
本を通して交流してみませんか?
*入場無料・要申込
日時:1月26日(日) 10時~12時(9時30分受付)
場所:リーパス中会議室(図書館2階)
定員:50人(先着順)
申込方法:下記QRコードから
※QRコードは広報紙をご覧ください。
▽イベントに協力していただく柴田あづささん
九州大学留学生センター准教授博士(学術、九州大学)
南米で暮らした際、公共図書館で母語話者向けの絵本さえも難しく感じる経験をし、その国の言語の学習者が楽しんで読むことのできる図書の必要性を実感。この経験から、福岡未来創造プラットフォームの助成を受け、多様な専門家と協力し、日本語学習者向けに開発された「レベル別日本語読み物」の普及活動に取り組み、日本語学習者の読書環境の整備に尽力しています。
専門は日本語教育学。これまでに国内外の日本語教育機関で、留学生や企業のビジネスパーソン、海外の日系人に日本語を教えてきました。
▽やさしい日本語
市公式ホームページの一番上に表示されている「やさしい日本語」をクリックすると、ホームページ上の文章中の漢字に読みがなが付くなどの「やさしい日本語」に変換されます。
▽タイトルのベトナム語の日本語訳は…「共に生きる」を楽しもう!
直訳:この社会で共に暮らしていくことを楽しもう!
問合せ:まちづくり推進課
【電話】942-1165
<この記事についてアンケートにご協力ください。>