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自治体の皆さまへ

ふるさとの香りがする海のゴミ拾い

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福岡県吉富町

毎年、衝撃の人口約1割が参加する「吉富海岸の清掃」の模様をお伝えします。

―満面の笑みでゴミを拾うこどもたち―
7月23日(日)初夏の晴れやかな空の下、吉富海岸で清掃活動が行われました。早朝6時、海岸に集まった参加者は540人。
「未来につなごう、私たちの海」をテーマにSDGsの取り組みの一環として続けるこの清掃活動は、平成10年から毎年「海の日」に合わせて実施されており、今年で26回目になりました。
早朝の心地よい風。その風が運んでくる潮の香り。その香りは無意識に子どもたちに「海の大切さ」や「ふるさと」を感じさせてくれているようで、参加者は吉富海岸を体全体で感じながら笑顔でゴミ拾いを楽しんでいました。
家族連れをはじめ多くの皆さん、特に小さな子どもの参加者が多くみられました。自分の身体より大きなゴミを仲間と一緒に一生懸命持ち上げる子どもたち。たくさんのゴミがあった広い海岸も参加者たちによってほとんど拾われてしまったので、ゴミを発見すると「見つけたー!」と喜びの声があがります。
清掃後には冷やしきゅうりやトマト、バナナ、飲み物が準備され、ゴミ拾いで汗をかいた参加者たちから「うまーい!」、「冷たくて最高!」と歓声と笑顔にあふれました。
その後は、自分たちで拾ったペットボトルのごみをキーホルダーへと生まれ変わらせるワークショップ。ゴミだと思っていたものが瞬く間に色とりどりのカワイイ魚や動物のキーホルダーに生まれかわります。最後まで真剣な表情の子どもたち。完成したキーホルダーを手にして喜びの笑顔に溢れていました。
―ふるさとのことがもっと好きになる―
九州一小さな町。この小さな町の貴重で大切な海。参加した皆さんはこの清掃活動を通じて海を大切にする気持ちを育み、吉富の海がもっと好きになり、ふるさとの潮の香りが忘れることのない記憶になったかもしれません。
※今年もJA京築農業協同組合様より、150本のきゅうりをご寄附いただきました。ありがとうございました。

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