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神様が相撲をとる町

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福岡県吉富町

吉富町を代表する神事で、4年に1度の細男舞神相撲(くわしおのまいかみずもう)が8月3日(土)に八幡古表神社の神舞殿で奉納されます。
そこで、4月号から5回にわたって、細男舞神相撲の特集記事を掲載します。

8月3日(土)開催!!

細男舞神相撲(くわしおのまいかみずもう)の神様は、舞の神様20柱、四大夫の神様4柱、行事の神様1柱、相撲の神様22柱で合計47柱の神様が登場します。そのうち行司の神様と相撲の神様5柱を紹介します。

■行司の神様
◇八意思兼大神(やごころおもいかねのおおかみ)様
激しい相撲にも正確に軍配を上げ、興奮のるつぼと化した会場を冷静に取り仕切ります。
・いつでも冷静な軍配を
・神様界の木村庄之助

■相撲の神様
◇住吉大神(すみよしのおおかみ)様
言わずと知れた神相撲の主役、小柄ながら力強い相撲で観客を魅了します。
・主役の神様小さな巨人

◇祇園大神(ぎおんのおおかみ)様
勝ち抜き相撲の結びで住吉大神様と熱のこもった長い相撲を奉納します。相撲の神様の中で最も長身(57.5cm)の神様です。
・高身長熱い取り組みが魅力

■相撲の神様
◇若歳大神(わかとしのおおかみ)様
相撲の神様の中で最も小柄(30.5cm)な神様です。小さな体で一所懸命相撲を取る姿にご注目ください。
・一番小さな体で頑張る姿に胸アツです

◇伊多弖大神(いだてのおおかみ)様
走るのが速い神様です。コミカルな動きで塞大神様との取り組みは大いに盛り上がります。
・正に韋駄天!!場を盛り上げます

◇誉田大神(はつたのおおかみ)様
勝ち抜き相撲で東方から最初に上がる神様です。撲り合ったり激しくぶつかったりして、土俵を活気づけます。
・見た目によらず武闘派です

夏真っ盛りの暑い時期にもかかわらず、毎回、福岡県内はもちろん、県外からも多くの方が見物に訪れる細男舞神相撲。
その由来は、宇佐八幡宮の放生会が和間の浜の浮殿で行われていたときに末社である八幡古表神社と古要神社(中津市)の両社からそれぞれ傀儡(くぐつ)師を船に乗せ、会場から浮殿に向かって舞を奉納したといわれています。
八幡古表神社の細男舞神相撲は、朝と夜の2回奉納され、朝は山国川で祝詞奏上や蜷貝を放つ放生会の後、神坐を設けた御座船から神様が舞と相撲を奉納します。
夜は、神舞殿にて舞が奉納され、土俵を清める神々が登場したあと、神相撲が始まります。
太鼓、笛、チャンガラの囃子に合わせ、東西それぞれ11柱の神様が激しくぶつかり相撲を奉納する様子は、毎回多くの観客を魅了します。

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