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神様が相撲をとる町

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福岡県吉富町

8月3日(土)開催!!細男舞神相撲(くわしおのまいかみずもう)開催まで残すところ約3か月!
今月は八幡古表宮の放生会(ほうじょうえ)の歴史を紹介します。

8月3日(土)開催!!

奈良時代の初め、養老3年(719年)、大隅・日向の隼人族の反乱に、官軍・宇佐の神軍とともに八幡古表宮の旧名である息長大神宮(おきながだいじんぐう)も参戦し、隼人の落城に手こずっていたとき、御神像をつくり、戦場で細男の伎楽を演奏したところ、見事落城に成功しました。
天平16年(744年)、隼人の霊を慰めるため、宇佐神宮が中心となって豊の国の大放生会が行われました。
そのとき、豊前の国司が「隼人降伏のとき、戦場において伎楽を奏した。今また「古」を「表」す木像を彫って奏せよ」と言ったことから御神像を刻み、広津崎から船に乗せ、和間の海上まで行き、放生会で細男の伎楽を奏しました。
その伎楽が隼人降伏の「古」を「表」す見事なものだったため、この神々を「古表大明神」と呼び、息長大神宮のそばに別宮を建てました。
以来、宇佐放生会の際に神輿とともに伎楽を奏することが慣例となり、一時的に途絶えながらも今日までつづく、吉富町を代表する伝統的な神事となっています。

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