■75歳以上の運転者の死亡事故は増加
連日のように痛ましい交通事故が報道されている中で高齢者によるアクセルとブレーキの踏み間違いや死亡事故などが多発し問題になっています。
高齢化が進む日本。75歳以上の交通死亡事故は増加傾向にあります。一方で免許の自主返納を決める人も増加傾向にありますが、依然として返納率が低く、75歳以上の免許保有者のうち、返納者はわずか5%程度となっています。そこで70歳以上の人を対象に不安を感じながら運転を継続する方々が運転免許証を自主返納するきっかけを作り、近年増加する高齢者による交通事故を防止しようと、免許を返納していただいた方には様々な支援を行っています。
■高齢者の運転は危ない?
免許保有者10万人当りの高齢ドライバーによる死亡事故件数は5.7件
75歳未満のドライバーによる事故件数の2倍以上となっています。
◇高齢運転者の特徴
・距離感覚がわかりづらくなる
・とっさの動きができなくなる
・集中力が持続できなくなる
・思い込みや過信による不注意が増える
■高齢者運転免許返納支援
(1)警察署か免許センターに免許返納
免許を返納→運転免許取り消し通知書を発行
1,100円で身分証になる運転経歴証明書が発行できます。
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(2)役場に書類を提出
〇申請に必要な手続き
・申請書(対象者70歳以上)
・運転免許の取り消し通知書
・穴あきの運転免許証
〇申請期限
自主返納された日または免許を失効した日から起算して6カ月以内
問合せ:福祉保険課
【電話】24-1123
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(3)交付サービスの選択
タクシー・デマンドタクシー利用券や町内巡回バス・コミュニティバスの利用券などいずれか1つを選択し10,000円分のサービスを受けられます。
・タクシー
・バス
・利用券
■75歳以上高齢運転者による交通死亡事故の推移
75歳以上高齢運転者による死亡事故は近年増加傾向(免許人口当たりでは75歳未満の約2倍の発生件数)となっています。75歳以上高齢者運転者は、75歳未満と比較してブレーキとアクセルの踏み間違いなどの「操作不適」が多いことがわかっています。
出典:警察庁調べ
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問合せ:未来まちづくり課危機管理室
【電話】24-1122
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