(特集)未来のためのリサイクル(3)

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豊前市外二町清掃センター

■リサイクルの大切さ
私たちが各地区に設置しているごみステーションに出したごみが、どのようにリサイクルされるのか、処理している清掃センターの一部をご紹介いたします。

■回収業者の手で回収されたごみは、豊前市外二町清掃センターゴミ処理施設へ運ばれます。人口増加と多様化するごみに対応するため、昭和58年に建設され稼働を開始しました。現在は、吉富町・上毛町・豊前市の3市町のごみを処理しています。
そして、平成19年、循環型社会の形成に向けて、より高度な廃棄物活動や、多くの資源を選別する機能をもった現在のリサイクルセンターが稼働を開始しました。ごみの処理だけでなく、資源を再利用できるように施設職員によって回収・選別され、処理が行われます。

◇思いやりごみ出し
袋が破けた生ごみや壊れて散乱した家具―――。このようなごみも一つ一つ拾い集めて回収しています。ごみはごみステーションに出して終わりではありません。ごみを出す人と処理する人、みんなが気持ちよく仕事や生活ができることが美しい町での衛生的な生活につながります。ごみ出しのルール、そしてマナーを守る「思いやりごみ出し」に皆さんのご協力をお願いします。

■町のごみを処理している清掃センターをちょっとだけ紹介するよ!
◇1日に焼却するごみの量約44t
一日で35t焼却できる炉が2つあり最大70tのもえるごみを燃やす能力があります。もやすごみはごみピットで燃えやすいようにほぐしてから炉の中に投入されます。約800～950℃の高温で焼却され、年間平均60%～63%の処理率(44.1t)で稼働しています。
(令和2年度実績)

◇きれいな町を守る!作業員さんありがとう!
3,072世帯のごみを回収
143カ所のごみステーションを巡回
暑い日も寒い日も、雨の日も風の日も私たちがだしたごみを回収し、きれいな町を守っている作業員がいます。通常、1日の収集で、清掃センターに3～4回搬入している。町がきれいなのは、回収してくれる作業員の皆さんのおかげです。

◇1日のリサイクル量約13t
リサイクルセンターの一日に処理できる計画処理能力は20t。そのうち運び込まれたごみなどをリサイクル処理するものは平均13.39tです。(令和2年度実績)吉富町の11月のリサイクル率が12.4%だったことを考えると、一人ひとりがしっかりと分別を実施することでこの数字を更に増やすことができます。

◇主な処理できないもの
(NG)パソコン
(NG)危険物(ガソリン・灯油・塗料・農薬など)
(NG)処理困難物(ピアノ・ウォーターサーバー・スプリングマットなど)
(NG)産業廃棄物(農機具・農業用資材・建設廃材など)
(NG)家電リサイクル法対象商品(テレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機など)

◇リサイクルを実現するためのお願い
モバイルバッテリーや電子タバコなどに使われるリチウムイオン電池が正しく分別されていないことが多いです。誤った分別をされた場合、機械の中で発火し火災の原因になりますので、正しい分別にご協力お願いします。

〇リチウムイオン電池の正しい捨て方
(OK)リサイクル協力店舗に持っていく
(OK)集積所へ出すなら乾電池は別の袋に

(!)大きな事故につながります
もやさないごみに混入していたコードレス掃除機や電動ドライバーのリチウムイオン電池
豊前市外二町清掃センター　宮本さん

■リサイクル品を格安で販売
入札により価格が決定します!!

◇リサイクル展示販売会
豊前市外二町清掃センターに持ち込まれた家具類等で再利用できるものを販売します。
日時：1月26日(日)10：00～
販売方法：札入れ(入札は当日8：30～)
展示：1月20日(月)～24日(金)9：00～16：00

■リサイクルの様子をみてみよう!
清掃センターに運び込まれた、リサイクルできるごみがどのように処理されているのか紹介します。

〇資源ごみ
回収された資源ごみは、作業員が手でごみの種類や汚れていないかなど選別します。

〇粗大ごみ
家具のねじやスプリングなどを作業員が一つひとつ丁寧に外し、分別しています。

〇ペットボトル
運び込まれたペットボトルは収集車から一気に取り出され、ショベルローダーで一カ所に集めます。

〇飲み物の缶
缶は磁力でアルミとスチールに分け、アルミ350缶、スチール450缶ずつ板状に押し固めます。

〇乾電池
袋に入れられた乾電池を作業員が選別しています。乾電池以外のものを丁寧に取り出します。

分別方法など詳しくはガイドブックをご覧ください!
(※二次元コード本紙掲載)

問合せ：
豊前市外二町清掃施設組合【電話】82-2192
吉富町役場住民課【電話】24-1124