まちの安心安全を守る消防団

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もしもの時のために、日々活動して備えている消防団。その活動の一部を紹介します。

■消防団って何?
消防署と連携して、火災を始めとするさまざまな災害への対応や訓練、予防啓発などを行う組織のことです。消防団員は別の仕事をしながら平常時・非常時を問わず地域に密着し、いざという時に駆けつける頼もしい存在です。全国全ての市町村に設置されており、吉富町では団員62名が皆さんの安心・安全を守ります。

■地域防災への決意新たに!
◇地域の防災リーダーとして―。
町消防団は1月18日、吉富漁港で上毛町と合同で出初式を開催し、団員総勢126人が地域の安全と安心を守り抜く決意を新たにしました。
式典では、長年にわたり消防団員として功績のあった団員が表彰されたほか、矢岡団長が今年の決意を表明しました。また、若手消防団により小型ポンプ操法を行い、日ごろの訓練の成果を披露しました。
消防団員は、日々の訓練を積み重ね、地域に住む人々の安全を守るために、尽力いただいている頼もしい存在です。この出初式により更に火災と災害発生時にリーダーシップを発揮し、活躍していただきたいと思います。

◇消防団員と消防署員って何が違うの?
消防署員は常勤の地方公務員で、常時消防業務に専念しています。消防団員は普段は各自の仕事(サラリーマンや自営業など)に就きながら、地域の火災や災害時に現場へ駆けつける、非常勤特別職の地方公務員です。署員だけでは守り切れない部分を、消防団が補っています。

◇吉富町の消防団の構成は?
吉富町消防団は本部と地域ごとに分けられた3分団で構成されています。
各分団には詰所という拠点があり、消防車が1台ずつ配置され365日24時間いつでも出動できるように日々消防団員が消防車の点検などをおこなっています。

■今年の児童防火標語の最優秀賞に吉富小学校5年生の原一輝さんの作品が選ばれました。
写真は、1月7日に京築広域圏消防本部で開催された消防点検式で受賞した様子。1年間京築管内の事業所などに掲示し火災予防を呼びかけます。

■日本消防協会表彰
※表彰者につきましては、本紙をご参照ください