【2】申告に係る注意点
医療費控除の申告、ふるさと納税(ワンストップ特例制度)の利用に係る注意点を確認ください。
■医療費控除を申告する人へ
医療費控除を受ける場合、「医療費控除の明細書」の添付が必須です。
〇領収書の内容を記入する場合
住所・氏名・医療費の明細欄・医療費の合計金額等を必ず事前にご記入ください。
〇医療費通知を添付する場合
医療費の明細欄の記入は必要ありませんが、医療費通知に関する事項欄(医療費の合計金額等)を必ず事前にご記入ください。
医療費控除の明細書に記入した領収書はご自宅で5年間保管してください(税務署から提示・提出を求められる場合があります)。
■ふるさと納税(ワンストップ特例制度)を利用の人へ
この制度は申告をしないことが条件となります。制度を利用した人が申告書を提出した場合、特例制度は受けられません。そのため、申告時に寄附金控除(ふるさと納税)も一緒に申告する必要があります。改めて申告をする際は、収入・控除の記入漏れにご注意ください。
■申告をしなくてよい人
・勤務先から町に給与支払報告書が提出されている人や、所得税及び復興特別所得税の確定申告をする人、納税義務者の控除対象配偶者、扶養親族になっている人。
収入が公的年金等のみの人
※ただし、源泉徴収票に記載されていない控除を追加する場合は申告が必要です。
■申告に必要なもの
(1)マイナンバーカードまたは顔写真付きの身分証明書
(2)税務署からの「お知らせハガキ」(届いた人のみ)
(3)給与・年金等の源泉徴収票
(4)国民健康保険・介護保険・後期高齢者医療保険、国民年金等の支払証明等
(5)生命保険・地震保険等の控除証明書
(6)その他控除に必要なもの(障害者手帳等)
※医療費控除を申告する人は「医療費控除の明細書」を事前に記入。
(7)営業所得や不動産所得、農業所得等のある方は、収入金額や必要経費を記載した帳簿及び領収書等(書類が不足している場合は申告が出来ません。)
※事前に記入。
(8)申告者名義の口座がわかるもの
※所得税の還付金が生じた場合、口座番号が必要。
(!)よくある質問
Q.支払った医療費が10万円を超えないと、医療費控除は受けられませんか?
A.上記の場合でも医療費控除が受けられることがあります。医療費控除は、実際に負担した医療費から「10万円または年間所得金額の5%のうち、いずれか少ない額」を引いた金額です。
Q.ワンストップ特例制度(以下特例)が適用されるとどうなりますか?
A.特例の申請条件を満たしていれば、所得税の確定申告や町・県民税申告(以下申告)をしなくても町・県民税から寄附金税額控除(減税)が受けられます。ただし、特例申請後、医療費控除等で申告が必要な人は、特例が受けられませんが、申告の際に寄附金控除も併せて申告することで所得税と町・県民税(減税)から寄附金控除などが適用されます。
「ご不明な点は税務課にお問合せください」
(!)年金受給者で医療費の控除を受ける方
公的年金を受給している方で医療費の控除などを受けるために申告をされる方は、「公的年金等の源泉徴収票」が必要になります。対象者には1月中旬頃に発送しておりますので会場にご持参ください。
お問合せ:小倉南年金事務所
【電話】093-471-8873
(!)「医療費のお知らせ」は確定申告で活用できます。
国民健康保険と後期高齢者医療保険に加入されている方は、「医療費のお知らせ」を次のとおり送付します。この通知は申告時に医療費控除資料として活用できます。
国保→1月中旬(10月診療分まで)
後期→2月中旬(11月診療分まで)
※12月までの診療分や「医療費のお知らせ」に反映されていない医療費は「領収書」が必要です。
問合せ:税務課
【電話】24-1125
●マイナンバーカードで簡単スマホ申告!
並ばずに自宅からでも申告できる!
スマートフォンとマイナンバーカードを使って、国税庁ホームページ「確定申告書等作成コーナー」から自宅で申告書を作成・提出(送信)できます。この機会にぜひマイナポータル連携を使ったe-Taxをご利用ください。なお、マイナポータル連携をご利用になるには事前準備が必要となりますので、お早めの準備をお願いします。
◇スマホ確定申告の手順
(1)マイナポータルとの連携
マイナポータルにログインして各種サイトを連携させる。
(2)確定申告書の作成・提出
確定申告書等作成コーナーで申告内容を入力し、提出。
◇スマホ確定申告などの問合せはこちら
e-Tax・作成コーナーヘルプデスク
【電話】0570-01-5901
※(受付)月~金曜日(12/29~1/3、休祝日等、を除く。)
◇~スマホ申告の操作方法がわからないという方は~
確定申告会場に「操作補助コーナー」を設置しています
「スマホで申告をしてみたいけど操作方法がわからない」という方は、操作補助コーナーを設置していますので、ぜひ会場におこしください。職員が操作方法について丁寧にお伝えさせていただきます。
※個人消費税、贈与税については、e-Tax・作成コーナーヘルプデスク(上記)にお問合せください。
〇必要なもの
・マイナンバーカード
・マイナンバーカード読み取り対応のスマホ
・マイナンバーカードのパスワード2つ
1.署名用電子証明書のパスワード(英数字6~16文字)
2.利用者証明用電子証明書のパスワード(数字4桁)
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