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市町村対抗駅伝大会区間賞獲得の軌跡

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福岡県大刀洗町

令和5年11月19日日に筑後市で開催された第10回市町村対抗福岡駅伝。県内市町村から選ばれた選手たちが9区間31kmを駆け抜け、タイムを競いました。
本大会で町は9区間のうち2区間で区間賞を獲得しました。過去、同大会において2区間で区間賞を受賞したのは、福岡県下31町村のうち大刀洗町と篠栗町の2町だけです。今回、区間賞に輝いたのは1区宮本剛志さんと3区大坪義揚さん。2人の力強い走りはチームにいい流れを呼び、町は町村の部で8位に入賞しました。
本号では、大坪さんと宮本さんに区間賞受賞の感想や走ることの魅力、想いを聞きました。

■宮本剛志(みやもとたけし)さん
小学校の頃、クラスの持久走大会に出場したことが「走る」ことを好きになったきっかけです。
負けず嫌いな性格ということもあり、持久走大会で1位になれなかった悔しさから走りはじめました。
過去には九州選手権大会1500m部門で2度優勝したことがあります。
現在は、1年間に約3,600km走っています。
「駅伝が盛んな町にしたい」

▽仲間の頑張りをばねに
仕事や家庭などで、走れる時間には限りがあるため、走る時間や距離の成果はあまり追わず、練習内容を工夫するようにしていました。大会に一緒に出場する大坪さんとは頻繁に連絡を取り、お互いの練習成果や大会結果を報告し合うことで、意識を高く持ちながら練習に取り組むことができました。

▽高い壁でありたい
走ることを趣味としていることから心から楽しむことを大切にしつつ、年齢を重ねても若い選手の手本となり、高い壁であれるように、日々走り続けたいと思います。

▽みんなで目指そうナンバーワン
人口の少ないこの町で区間賞を獲得できたことは、練習の結果が結びついて嬉しく思います。これから走ることに挑戦する方は「自分ならできる」という信念をもって取り組んで欲しいです。
また、町は本大会の町村の部で毎年8位以内に入賞できています。今後、町を町村の部で1位に押し上げ、「駅伝が盛んな町」としてPRしていきたいです。町の代表として出場する選手が少ないなかで、一緒に1位を目指してくれる方が来てくれると嬉しいです。また、町内の子どもたちが走ることに興味を持ち、町から都道府県駅伝の代表になる選手が出てほしいと思います。

■大坪義揚(おおつぼよしあき)さん
小学生の頃、分館対抗駅伝大会に出場したことが「走る」ことを好きになったきっかけです。練習を重ねるうちにタイムが早くなることが嬉しく、また自分自身や仲間に勝てたときの達成感が好きです。大人になってからは健康づくりのために走り始めました。
現在は、ほぼ毎日走り、1年間に約2,500km走っています。ひばりロードふれあいマラソン大会にも出場しています。
「健康づくりから県内で一番速いオジサンに」

▽大会に向けて
月25日程度は走れるように、かつ大会にピークを持っていけるよう練習計画をしっかり立て、大会に向けて取り組んでいました。同世代のライバルと競えることを楽しみつつ、少しでも町をPRできたらという想いで大会に挑みました。

▽努力は自分の誇らしさに
これまで大会に向けて取り組んできた努力の成果が報われた気持ちでした。それと同時に、40代で区間賞を獲得でき、県内で一番早いオジサンになれたことを誇らしく思いました(笑)。

▽走りは多くの学びを得る
走ることは、単純かつ単調できつい競技ですが、タイムというはっきりとした結果がでるため、自分自身の頑張りや努力することの大切さ、継続することの大切さを学ばせてくれます。自分で目標を定め、それに向かって努力して成し遂げられた時の達成感や喜びは何事にも代えがたいものがあります。
大刀洗町は小さな町ですが、私や宮本さんのように区間賞を獲得する選手もいますし、チームとしても入賞を続けています。
町は大刀洗公園や運動公園、走りやすい農道など、走るには最高の環境です。最初は5分からでも初めてみませんか?

◆一緒に走る仲間を募集中
町は毎年、市町村対抗福岡駅伝大会に出場しています。ですが出場できる選手が少ない状況です。
市町村対抗福岡駅伝に少しでも興味がある方や詳細が気になる方は、ぜひ生涯学習課までお問い合わせください。

問い合わせ先:生涯学習課生涯学習係
【電話】77-2670

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

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