暴力は、性別や加害者、被害者の間柄を問わず、決して許されるものではありません。特に、配偶者などからの暴力、性犯罪、ストーカー行為などは、女性の人権を著しく侵害するものです。内閣府が令和5年に行った調査によれば、約4人に1人が配偶者から、約5人に1人が交際相手から暴力を受けたことがあると回答しています。
DV(ドメスティック・バイオレンス)とは、配偶者や交際相手から受ける暴力です。殴る、蹴るなどの身体的な暴力だけでなく、精神的暴力、性的暴力なども含まれます。
・身体的暴力(なぐる・引っ張る・ものを投げつけるなど)
・精神的暴力(どなる・無視する・外出や電話を制限する・行動を監視するなど)
・経済的暴力(生活費を渡さない・外で働かせない・借金をさせるなど)
・性的暴力(性的行為の強要・避妊に協力しない・裸の写真を撮るなど)
・子どもを巻き込む暴力(子どもに悪口を吹き込む・子どもを取り上げると脅すなど)
あなたのまわりに暴力を受けている人がいたら、相談窓口を教えてあげてください。緊急の場合は、110番(または最寄りの警察署)へご相談ください。
●DV相談ナビ#8008
●相談先一覧
■結ぼう!パープルリボン
「パープルリボン運動」は「国際運動」女性に対するあらゆる暴力の根絶に向け、紫色のリボンを身に着けることによって「暴力のない世界にしたい」という気持ちを表すとともに、暴力の被害者へ、味方がいることを伝えています。
大川女性ネットワークでは、市内の公共施設や学校等にパープルリボンツリーを設置します。DVや性暴力のない社会に願いを込めて、「パープルリボン」をツリーに結びつけてみませんか。
設置期間:11月12日(火)~25日(月)(予定)
設置場所:市役所、モッカランド、各コミセン、中学校、高校、国際医療福祉大学など
問合せ:企画課企画・女性政策係
【電話】85-5553
■児童虐待防止・女性に対する暴力をなくす運動期間中の取り組み
大川市のガールスカウトは、児童虐待防止・女性に対する暴力をなくす運動の取り組みとして、昇開橋や市役所のロビーにおいて、オレンジリボン運動およびパープルライトアップを行います。
オレンジリボン運動…オレンジリボンを児童虐待防止のシンボルマークとして、多くの方に関心を持ってもらい、虐待のない社会を目指します。
パープルライトアップ…女性に対する暴力根絶のシンボルであるパープルリボンにちなんで名所などを紫色にライトアップする運動です。
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