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「大川の駅」事業ニュース

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福岡県大川市

■いよいよ事業者の公募開始
2月末頃に公募を開始する予定です(原稿執筆時点)。
公募時には、事業者の提案する事業費の上限価格(これを「提案上限価格」といいます)を含む募集要項のほか、施設・サービスに関する性能若しくは機能又はその水準について定める要求水準書などについて、大川市ホームページにおいて公表します。

■公募する「大川の駅」施設整備に要する費用の試算
約42億円と試算しています(原稿執筆時点)。
◇施設整備に要する費用を抑制するための工夫
従来の公共施設の整備・運営方法とは異なり、設計、建設、工事監理、開業準備、維持管理、運営及び統括管理を一括して性能発注することにより、民間事業者のノウハウを発揮して事業効果を最大限に高めつつ、
・工法や業務内容に関する自由度が増すこと、
・工事監理、コスト管理、品質管理等を合理的かつ効率的に実施できること、
などから、施設整備に要する費用の抑制につながります。

■市民の皆さんからの質問について
問:「大川の駅」の予定地を、大野島とした理由は?
答:「大川の駅」の目的は、出生数・生産年齢人口の減少になかなか歯止めがかからない一方で、老年人口が高止まりする縮小社会の中においても、大川を愛する皆さんが、これからも、大川で暮らし、働き続けていくために欠かすことができない基幹産業である木工業・インテリア産業を振興する拠点として、また、有明海沿岸道路の整備・拡張により更につながりを深める「環有明海地域」や筑後川流域の魅力を広くプロモーションし、沢山の人々に、この地域のファンとなっていただくための拠点となる施設とすることです。
そのためには、市外からのアクセスや、それに相応しい規模であることや、来訪者に居心地よく、快適に滞在していただくことが重要なポイントとなると考えています。
大野島の現整備予定地は、高規格道路である有明海沿岸道路の本市唯一のフルインターから数百メートルという距離であり、九州佐賀国際空港からも至近です。また、本市の成立の歴史に欠かすことができない筑後川のリバーサイドに位置し、目の前には筑後川昇開橋や、デ・レーケ導流堤、宝島、奥には背振山、耳納連山、雲仙普賢岳などを眺めることができる眺望のよい場所であります。これらが、「大川の駅」の予定地を大野島とした理由です。
※今後も市民の皆さんからの質問に対する回答を掲載していく予定です

■「大川の駅」事業の3つの工夫
◇その1 業務を一括で発注して、民間の知恵を活用
公共施設を整備・運営する事業における事業方式には、
・設計、建設、維持管理、運営といった個別の業務ごとに発注する従来型の事業方式と、
・それらの業務を一括して発注する官民連携方式
があり、「大川の駅」事業は官民連携方式とし、その中の一つである「DBO方式」を採用して実施します。
これにより、施設の設計段階から運営事業者の知恵・ノウハウを反映することが可能となること、工事監理、コスト管理、品質管理等を合理的かつ効率的に実施できること、長期契約により腰を据えて運営することができることなどの効果が期待されます。

▽DBO方式とは
・設計 Design
・建設 Build
・運営 Operate
一括して(まとめて)民間事業者に発注
大川市では初の取組!

◇その2 選定委員会において民間事業者を選定
市役所職員のみで選定するのではなく、市役所外の有識者委員が多数を占める選定委員会を設置し、最も優れた提案をした民間事業者を選定します。

◇その3 事業費の上限を設定した上で性能発注
整備する施設の寸法・形状や、提供されるサービスの内容などについて、詳細にまで具体的に定める仕様発注ではなく、求める施設やサービスの水準について定める性能発注とします。また、民間事業者が提案する内容を実現するために要する事業費について上限を設定し、その範囲内での提案を求めます。

■開業までの流れ(予定)

問合せ:大川の駅整備振興課振興係
【電話】85-7069

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