■重層的支援体制整備事業とは?
社会福祉法の改正により、令和3年度から新たに創設された事業です。
介護と育児のダブルケア、ひきこもりや8050問題など、地域住民の複雑化・複合化した支援ニーズに対応するため、既存の高齢、障がい、子ども、困窮といった分野別の支援体制の連携を強化し、制度の狭間でどこに相談すればいいか分からないというケースもしっかりと受け止めて、関係機関間で支援の方向性を話し合い連携した支援の実施ができるよう、下記の5つの事業を通じて、生きづらさを抱える市民に寄り添った伴走支援を行うことにより、地域共生社会の実現を目指します。
・生活困窮
・高齢者
・ダブルケア
・ひきこもり
・8050問題
・障がい
・子ども
■5つの事業
○包括的相談支援
相談者の世代や属性を問わない相談の受け止め(断らない相談)など
○多機関協働
各機関の連携、重層的支援会議(ふくまる会議)など
○参加支援
社会とのつながり(りらっくすぺーす等)、就労準備支援など
○アウトリーチ等継続的支援
対象者や団体等の訪問等を通じて継続的に支援
○地域づくり
世代や属性を超えて交流できる場(ゆうゆう会等)や居場所づくり(おおかわみらい食堂等)など
主役は市民のみなさんです。「悩みや相談があるけれどどうしたら良いかわからない」「地域の人たちとつながる機会がほしい」などお気軽にご相談ください。
問合せ:福祉事務所地域福祉係
【電話】85-5537
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