災害は、いつどこで起きるか分かりません。災害発生時に地域のことをよく知っている消防団は心強い存在であり、その活動は広く皆さんの信頼を得ています。
災害が頻発する近年において、消防団に寄せられる期待や役割はますます大きくなっていますが、団員数は全国的に減少傾向にあり、ピーク時の半分以下に落ち込んでいます。地域の防災力の低下が懸念されており、消防団員の確保は大木町でも大きな課題となっています。
「大切な人やものを守る」ために「あなたのチカラ」が必要です。大木町消防団は、災害が起こる「その時」に備えて、地域の事をよく知る消防団員を募集しています。
中島 豊記(なかしま とよき)団長
皆さんのチカラが必要です。
やりがいのある消防団をぜひ一緒につくりましょう!
資格:大木町内に居住または勤務する年齢20歳以上の人(男女を問いません)
消防団員の身分:非常勤特別職の地方公務員
男性団員の活動内容:火災・風水害時の防御活動、災害予防活動、警備警戒活動、普通救命講習、機械器具の点検など
女性団員の活動内容:火災予防に関する広報、応急手当訓練の指導、防災教育や啓発活動など
消防団員の処遇:
年報酬・出動報酬の支給、退職報償金(勤続5年以上の場合)
全国消防団応援の店でのサービス など
■令和6年 大木町消防出初式
開催日:1月7日(日) 9時30分~
場所:木佐木小学校運動場
(雨天の場合は、総合体育館)
※消防団員による勇壮な馬簾廻(ばれんまわ)しをはじめ、大莞若獅子まとい太鼓、大木中学校吹奏楽部の演奏が披露されます。
■活躍する消防団員の紹介
山口 洋之(やまぐち ひろゆき)さん(上八院上区)
第1分団第2部/19年目
私は、先に入団していた同級生に誘われて入団しました。入団する事で、地域の方や他の団員と親しくなり、大木町で生活することがより楽しくなりました。他にも地域の方々にいろいろな事をしていただいていることを知れたり、自分が大変な時には支えてもらったりと、団員歴が長くなるにつれ、大木町を支えたいという意識が強くなりました。春と秋の訓練があったり、夜間でも火災があれば出動したりと大変なこともありますが、消防団員として、町民のため、自分の住む地域のため、家族のために活動しています。ぜひ一緒に活動しませんか?
子どもに訓練服姿でビシッと敬礼したら、すごく喜ばれますよ!(笑)
森 建樹(もり たつき)さん(大角東区)
第2分団第1部/19年目
入団に不安を感じ続けた当時からあっという間に19年が過ぎようとしてます。
家業の傍ら操法大会、実践訓練や器具点検、水利点検、未知なる知識に興味を引かれながらいつも全力で楽しんでます。
ここ数年コロナで全ての行動が制限されていくなかで私たち消防団は火災、水害に立ち向かってきました。人との関わりの形が変わりゆく時代の中でSNSでは語りきれない伝統や文化、礼儀、対話そして仲間との絆。今、すべてにおいて消防団の活動から生まれた地域への輪の大切さを感じてます。
大木町に生まれ育てていただいた事に感謝しつつ消防活動や地域活動を通じて笑顔と元気で精一杯恩返ししていけたらと思います。
赤司 淳(あかし じゅん)さん(荒牟田区)
第3分団第1部/2年目
いちご農家への就農をきっかけに大木町に転居してきました。知り合いから勧誘され、就農時などに町に支えてもらったため、恩返しの気持ちから入団しました。いちご農家の知り合いも多く入団していて、比較的入団しやすかったです。いちごの忙しい時期と訓練が被る時は大変ですが、他のいちご農家も頑張っているので、自分も一緒に頑張れます。仕事の情報交換ができたり、いろんな業種の人たちと知り合えたり、入団していなければ出会えなかった人たちとたくさんの繋がりができ、楽しく活動しています。楽しい事ばかりとは言えませんが、入団しないと得られないものがたくさんあります。ぜひ入団を検討してみてください。
問合せ:総務課
【電話】0944-32-1035
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