昨年9月から「大木町町民ライター養成講座」を受講された皆さんが「まっちライター」として大木町の日々をレポートしてくれました。
・小学校の卒業式を目前に控えた3月10日。ポイ捨てごみをなくし隊のイベントに参加しました。
私がなくし隊に入会したのは2022年。「普段通る道路にごみが捨てられているのは、見た目が美しくない」と思ったのがきっかけです。
自宅から近い大溝地区で参加をしました。シルバー人材センターの方と他のなくし隊の隊員と一緒に手分けをしてごみ拾い。私は一人で参加しましたが、子育て支援センターで時々会う親子も参加していました。見た目はごみ一つない道路のように見えます。しかし側溝など端のほうを見ると、そこにはごみが。
「昔、ここに工場があったんだよ」と長く大木町に住んでいる方から教えてもらったり、「このごみは確信犯だよね」と話したり。ここ最近は忙しくて、ごみ拾いができていなかったので久しぶりでした。いつしても、町がキレイになるのはいいですね。私は以前、別の町に住んでいました。大木町は比較的道路がキレイです。裏で誰かが掃除をしたり、ごみ拾いをしたりしているからこの状態を保てているんだと改めて感じました。(石川)
・冬の冷たい息吹がゆっくりと春の暖かさに変わり、心地よい日々が訪れています。堀沿いや田畑には、菜の花が満開となり、その黄色が鮮やかに広がっています。農道を行くトラクターの姿や、土を耕す音が、春の訪れを感じさせます。忙しい日々のなかで、この穏やかな風景は心を和ませ、新しい生活への期待を高めてくれています。どこまでも続く青空の下、新しい季節の始まりに胸が躍り、春の息吹は、私たちの心にも新たな活力を与えてくれています。(白谷)
・大木町の皆さん、ご存知でしょうか。大木町の保育園(一部除く)、小学校、中学校の学校給食の味噌は、大木町で手作りで作られています。私も大木町の食育Instagramで初めて知りました。子どもたちが口にする食品が、その土地で手作りで作られていることは、保護者の安心にもつながりますし、全国的にも珍しいことだと思います。私は大木町出身ではないので、そんな手作り味噌を食べられる大木っ子がうらやましい!!
そんなある日、広報おおきに学校給食へ味噌を提供している「味噌蔵麹園(みそぐらこうじえん)」の味噌作り講習会の記事が載っていました。チャンスと思い、講習に参加すると、迎えてくれたのは7人の元気なおばちゃんたち。お話しを聞いていると、始めは、自分たちの家の味噌を作るつもりで始めたら、いつの間にか38年経ち、学校給食にも提供するようになったとのこと。味噌作りは糀(こうじ)が肝心だというおばちゃんたち。味噌の話をしだしたら止まりません(笑)。大木町の方言はもちろん、大木町の土地ならではの昭和の話やら…。そんな味噌をこれからも子どもたちに提供し続けてほしいなと思いました。(篠原)
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