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自治体の皆さまへ

地域自治の強化を目指して(2)

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福岡県大木町

◆木佐木校区 校区づくり計画
キーワード「つながる」
・人と人をつなぐ
・いきいきと元気な暮らしをつなぐ
・安全・安心な暮らしをつなぐ
・地域と地域をつなぐ

◇人と人をつなぐ
〔取組事業〕
・あいさつ、声かけ運動の啓発・励行(れいこう)
・みんなが気軽に集える場づくり
・匠(たくみ)の掘り起こしや紹介
・二十歳の自分につなぐタイムカプセル
・各地区の伝統行事・食文化をつなぐ

◇地域と地域をつなぐ
〔取組事業〕
・イルミネーションと集う機会の創出
・自治区長・公民館長・各団体をつなぐ
・気軽に集まれるコミセンづくり
・広報活動(校区だより・インスタ・Facebook)
・つながるコミュニティカレンダー
・伝統行事のお知らせ(堀干し・しめ縄作り)

◇安全・安心な暮らしをつなぐ
〔取組事業〕
・見守り旗の提示促進
・明るい町づくりの促進(街灯の増設)
・防犯パトロールの充実
・自主防災会研修会の実施

◇いきいきと元気な暮らしをつなぐ
〔取組事業〕
・いきいきサロンなど高齢者の集う場の充実
・健康体操の促進
・高齢者を気軽に見守るこども民生委員の検討
・困っている高齢者の支援

▽思い、願いは、キーワード「つながる」へ
木佐木校区活性化協議会では、令和4年度から校区づくり計画の策定に取り組んできました。
校区民の皆様をはじめ、各種団体の皆様、また、中学校の子どもたちにも参加してもらい、500を超えるご意見、ご提案をいただき、今回の校区づくり計画を作成することができました。
「地域は地域で守る。」だれもが寄り添って笑顔あふれる地域でありたい
この願いを込めて、まさにスタートラインに立った気持ちです。
木佐木校区活性化協議会会長 久良木勝昌(きゅうらぎかつまさ)

◆大莞校区 校区づくり計画
◇安心・安全で元気に健康に暮らしやすい校区
〔取組事業〕
・グラウンドゴルフの定期開催
・散歩を兼ねたパトロール運動
・通学路の清掃・危険箇所点検
・健康教室・講座
・救命訓練、防犯・防災研修会の開催
・転入者交流会・子どもと高齢者の交流会
・茶話会の定期開催
・校区広報紙発行、SNS等で情報共有
・大莞校区マルシェの開催
・大莞校区ウォークラリー(地域のいいとこ発見)

◇明るいあいさつや笑顔があふれ、世代や地域を超えて交流する校区
〔取組事業〕
・大莞祭りの継続と発展
・あいさつ・声かけ運動を地域に広げる
・活性化委員会活動の情報発信
・料理教室
・スポーツを通した地域の交流
・いつでも集えるコミセンカフェ
・農業体験・共同菜園
・大莞校区の朝市(フリーマーケット)の定期開催
・知恵を伝える仕組みづくり
・誰でも参加できる昼食会の開催

◇お互いに認め合い、励まし合い、助け合う思いやりのある校区
〔取組事業〕
・一斉清掃のバージョンアップ
・大莞の歴史についての学習会
・人権・男女共同参画についての学習会
・お譲り会(ゆずります~もらいます)の開催
・気象防災についての学習会
・お助け隊の発足によるボランティア活動の充実
・ごみ分別利用困難者へのサポート
・買い物支援
・移動支援
・困りごと相談室・ヘルプセンターの設置

◇子ども達を地域のみんなで見守り育てる校区
〔取組事業〕
・通学合宿の継続
・見守り活動の継続と推進
・昔遊びの継承と交流
・子ども達との交流イベント
・消防団との交流
・子ども会・育成会の校区全体交流会
・ながら見守りできるようにベンチを設置する
・得意分野を生かした出番づくり
・子ども食堂

▽幅広い世代を融合して地域づくりを
校区づくり計画の検討を重ねていくなかで、2つのことを感じました。1つ目は老若男女、立場や肩書きなどに関係なく、そのなかで生まれる自由な発想、アイデア、地域への思いなどをつなげなければならないことです。2つ目は“他人ごと”ではなく“自分ごと”として意識して、自らが積極的に活動しなければならないことです。大莞校区には、歴史、伝統、文化があり、他方、時代に即した新しいニーズへの対応も必要です。守るべきところは守り、変えるべきところは変えて地域づくりを考えなければなりません。幅広い世代を融合して地域づくりを進めていきたいものです。
ふるさと大莞活性化委員会会長 東一人(ひがしかずと)

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