7月6日に、第74回社会を明るくする運動推進大会・同和問題啓発強調月間映画上映会が行われました。
最初に大木中学校の生徒3名の弁論発表が行われました。1年生の彌永純玲(いよながすみれ)さんは「あたりまえの生活が送られるために」を演題に、3年生の北島空來(きたじまそら)さんは「当たり前じゃない幸せ」、3年生の田中愛渚(たなかまな)さんは「過ごしやすい未来への第一歩」を演題にそれぞれの気持ちがこもった弁論を発表しました。
家族や友達との当たり前の幸せに感謝すること、1秒1秒が当たり前の幸せであふれていること、ポジティブな言葉が行動につながり周りの人と楽しく過ごせることなど、生徒の皆さんの力強い言葉に、「日々の暮らしの中のささいな事に、幸せと感謝を見いだす中学生の感性に心を打たれました。」と感想が聞かれました。
この後、映画「破戒」の上映会では、被差別部落出身であることを隠して教師となった主人公が、理不尽な差別の現実と人間の尊厳で苦悩する姿を描く内容に、参加者からは「他人事ではなく、自分事として意識しないと、いつまでも差別はなくなりませんね。」という感想が聞かれました。
問合せ:地域づくり課
【電話】0944-32-1047
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