■若い世代からの健康づくり
若い世代は、進学や就職、子育てなど、生活の変化が特に大きく、生活リズムの乱れや不規則な食生活になりがちな世代です。健康的な生活習慣を身につけ、心身ともに健康でいることは、忙しい毎日の資源となり、また、将来の生活習慣病を予防するためにも大切です。
■朝ごはん食べていますか
20〜30代は、朝ごはんを欠食する人(朝ごはんを食べるのが週2〜3日以下)の割合が、他の世代に比べ高くなっています。朝ごはんを食べると頭と体がしっかり目覚め、午前中の仕事や勉強、スポーツなどの効率アップにもつながります。
朝ごはんを食べる習慣のない人は、まずはご飯・パン・果物など単品でも良いので、食べる習慣をつけましょう。
■1日のうち、どれくらい座っていますか
近年、身体活動不足に加えて「座りすぎ」による健康状態への悪影響が注目されています。健康増進施設などで運動プログラムを定期的に実施していても、生活のなかで座りすぎている場合は、そうでない人と比較して、2型糖尿病罹患率や心臓病罹患率が高いことが報告されています。また、肥満者と非肥満者を比べると、肥満者は歩行なども含めた活動時間が、平均で1日約150分も少なかったと報告もあります。
身体活動は、スポーツだけではありません。通勤通学時の歩行を増やす、エレベーターを使わず階段を使用するなど、こまめに体を動かし、日常生活の中でできる活動的な生活をしましょう。
■健康診断を受診しよう
高血圧や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病は自覚症状がほとんどありません。市では、20〜30代の人を対象に一般健診、がん検診を実施しています。集団健診は申込フォームからも申し込みが可能です。将来、生活習慣病にならないためにも、年に1回は健康診断を受け、自身の健康を見直しましょう。
■20~30代におすすめの健(検)診
※料金免除(要事前申請)
◇一般健診
・市民税非課税世帯は自己負担1000円
・生活保護世帯は無料
◇がん検診
生活保護世帯・市民税非課税世帯は無料
問い合わせ先:健康課健康長寿担当(すこやか交流プラザ内)
【電話】501-2222
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