■大野城市のまち歩き
大野城市のまち歩き皆さんは、ラウンドアバウト(環状交差点)をご存じですか。中央部に島があるドーナツ型の交差点で、信号機などの交通規制に頼らず、進入した車両は時計回りに走行し、目的の方向に出ていく円形の平面交差点です。
ラウンドアバウトには、交通の安全性や円滑性の向上、環境負荷の低減、災害時の対応力の向上などの特徴があります。
大野城市では、現在、西鉄高架化に伴う高架下や周辺道路等の整備を進めていますが、下大利駅東側に新たに設ける交差点にラウンドアバウトを設置します。市が設置するラウンドアバウトは、円の外径が約28mで、県内では、北九州市、宗像市に続き3カ所目の設置になります。
ラウンドアバウトは、初見では交通ルールが分かりにくく慣れが必要ということもありますので、供用開始にあたっては、通行方法を分かりやすく紹介した動画なども使った広報活動を行う予定です。高架を走る電車から眺める、新しいランドマークの誕生を、楽しみにお待ちください。
(伸)
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