端午の節句は奈良時代から続く古い行事で、季節の変わり目に人々に降りかかる邪気を払い、心身の健康を保つための儀礼であったと考えられています。江戸時代に徳川幕府が5月5日を端午の節句を行う日と定めたことにより日本に浸透していきました。
当初は華やかで勇ましい幟や武具が中心でしたが、江戸末期から明治にかけて節句行事が庶民の間で盛んになると、武者人形や金太郎人形などを飾り、男児の出世と健康を祈る祝日になっていきました。
本展では、全国の土人形からさまざまな武者人形や金太郎人形を紹介します。
日時:5月2日(火)~28日(日)午前9時~午後7時
会場:心のふるさと館M2階 大野城コレクション
問い合わせ先:心のふるさと館文化財担当
【電話】558-2209
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