近年、気候変動などの影響で、集中豪雨による洪水や土砂災害が頻発しています。
自然は、時に人間の力や想像を超える災害を引き起こします。しかし、私たち一人一人が予防対策をすることで、その被害を減らせます。いざというときに落ち着いて行動できるよう、日頃から防災の正しい知識を身に付けておきましょう。
●早めの情報収集を!
集中豪雨は天気予報などから情報を収集することで、あらかじめ対策を立てることができます。
●早めの避難を!
天気予報などで、大雨が予報されるときは、大雨になる前にあらかじめ避難することが重要です。
逃げ遅れたときや、外に出るのがな状況の場合は、無理に避難せず屋内に留まり、上層階や、崖から離れている部屋で身の安全を確保しましょう。
■避難情報のポイント
●避難に時間のかかる人は警戒レベル3で避難
避難に時間のかかる高齢者や障がいのある人は、「警戒レベル3高齢者等避難」で危険な場所から避難しましょう。
避難する際に支援が必要な人のために、災害時避難行動要支援者名簿を作成しています。未登録の人は危機管理課消防・防災担当【電話】580-1899に相談してください。
災害による危険がすでに差し迫っている場合は、災害対策本部室【電話】501-2211に相談してください。
●警戒レベル4までに避難を
警戒レベル5は、すでに安全な避難ができず命が危険な状況です。警戒レベル5緊急安全確保の発令を待ってはいけません。
市ではホームページやハザードマップなどで防災についての情報を公表しています。活用してください。
◇危機管理課(市役所新館3階)・各コミュニティセンターで配布
◇市ホームページからダウンロード
■ペットの災害対策について
災害が起こったときに最初に行うことは、飼い主自身や家族の安全確保ですが、ペットの安全確保についても、普段から考え備えておく必要があります。
災害時、あなたとあなたの大事なペットを守るために、事前にできることを考えましょう。
●備えておくことの例
・十分な水や食料の他、常備薬などの用意
・基本的なしつけ
・普段から飼い主以外の人や他の動物、ケージなどに慣れる訓練をしておく
・ワクチンの接種、寄生虫の駆除など健康面の確認
・避難所や避難ルートの確認
・マイクロチップなどを装着しておく
問い合わせ先:循環型社会推進課生活環境・最終処分場担当
【電話】580-1887
■避難方法判断フロー
避難方法判断フローは、市民の皆さんが避難するときに、どこに避難し、何に気をつけるべきかを記載しています。災害発生時に慌てることがないように、自分がとるべき行動を今のうちに再確認しておきましょう。実際に避難すべき状況になった場合は、ためらわず早めに避難し、身を守る行動を取りましょう。
▽警戒レベルと防災情報
問い合わせ先:危機管理課危機管理担当
【電話】580-1966
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