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13年が経過した「東日本大震災の今」中学生被災地派遣事業

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福岡県大野城市

■つなぐ〜目・耳・心で共創し、未来に向けて考動しよう〜
市内5中学校の代表10人が、中学生被災地派遣研修に参加しました。
7月29日(月)から8月1日(木)まで、岩手県、宮城県、福島県を訪問しました。

◆1日目
◇東日本大震災・原子力災害伝承館訪問、震災遺構浪江町立請戸小学校視察、資源エネルギー庁職員の講話
原子力災害伝承館では、原発事故の対応や避難指示が解除された地域の現状を聞きました。
震災遺構浪江町立請戸小学校では、津波の恐ろしさに加え、原発事故で故郷に帰れなくなった人々の気持ちに思いを馳(は)せました。

◆2日目
◇南三陸震災復興祈念公園・写真館視察、気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館訪問、いのちをつなぐ未来館訪問、宝来館女将の講話
南三陸震災復興祈念公園では、職員が津波襲来直前まで避難を呼びかけ続けた防災対策庁舎跡地を訪れ、追悼の祈りをささげました。
気仙沼市の伝承館では建物の3階にまで車が流された様子を見学し、津波の威力の凄まじさを感じました。
未来館では、震災当時、中高生だった語り部の人に当時の避難体験を伺い、災害時避難のあり方を考える契機となりました。
宝来館では女将(おかみ)から、津波に流された体験と、地域の皆さんで裏山に避難道を整備した経験から災害への備えを続ける決意を聞きました。

◆3日目
◇釜石東中学校生徒間交流、大船渡市吉浜地区視察、大船渡プラザホテル職員の講話
釜石東中学校との交流では先進的な防災学習を学び、中学生ができる防災・減災について現地の中学生とともに考えました。
吉浜地区では本市5中学校の名前が刻まれた石碑を見学し、長年にわたる吉浜地区と大野城市の深い絆を感じました。
大船渡プラザホテル職員の講話では、震災をきっかけとした生き方、考え方の変化と、家族や友達の大切さについて話を聞きました。

◆4日目
◇陸前高田市元教育長の講話
陸前高田市元教育長の講話では、大切な人をある日突然失うという災害の現実にふれ、かけがえのない一つ一つの命の重さを学びました。

◆研修生の感想
※詳細は本紙をご覧ください。

◆中学生被災地派遣研修報告会
心の教育フェスティバル内で、研修報告会を行います。
日時:11月2日(土) 午前10時45分〜
会場:まどかぴあ 大ホール

問い合わせ先:教育支援課
【電話】580-1909

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