ニセ電話詐欺を理解して、被害を予防しよう!

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福岡県内におけるニセ電話詐欺被害認知件数は、513件も発生しており、被害総額は約10億円(暫定値)を超えています(令和5年1月～11月)。本市でも、市役所職員を名乗る人物から、「還付金を受け取れる」などといった不審電話が多数発生しています。
「電話でお金の話は全て詐欺!」という合言葉で、ニセ電話の手口をしっかりと理解し、被害を予防しましょう。

■ニセ電話の種類と被害にあわないためのポイント
●オレオレ詐欺
子どもや孫になりすました犯人から電話があり、仕事に関するトラブルの示談金を名目に金銭などをだまし取る詐欺

◇被害にあわないためのポイント
・相手が子どもや孫を名乗ってもすぐに信用せず、自分が把握している子どもの電話番号にかけ直して確認しましょう。
・「のどの調子が悪い」、「携帯電話」「現金」といった言葉は、詐欺師がよく使う言葉です。

●還付金詐欺
医療費・保険料の過払い金や、一部未払いの年金があるなど、お金を受け取れるという内容の電話があり、指示どおりにATMを操作するとお金をだまし取られる詐欺

◇被害にあわないためのポイント
・役所や金融機関がATMを操作させることはなく、ATMでお金が返ってくることもありません。
・ATMの近くで通話はしないようにしましょう。
・市役所などの職員を名乗ったら、いったん電話を切り、折り返し電話して、確認しましょう。

●キャッシュカード詐欺
「キャッシュカードが不正に利用されている」など、嘘の手続きを説明し、キャッシュカードや通帳をだまし取るなどの手口による詐欺

◇被害にあわないためのポイント
・暗証番号や通帳、キャッシュカードは大切な個人情報です。自分でしっかりと管理しましょう。
・電話で相手が警察や金融機関を名乗っても、疑うようにしましょう。

●架空料金請求詐欺
インターネットの未納料金が発生しているなどの名目でメールが送られたり、はがきが送付されたり、実際には使用していない料金を支払わせようとする詐欺

◇被害にあわないためのポイント
・身に覚えのない請求は、自分から連絡しないようにしましょう。
・「電子マネーカード」を購入させること自体が詐欺の可能性が高いことを覚えておきましょう。

この他にも、「パソコンサポート詐欺」や「融資保証金詐欺」など、さまざまな方法でお金をだましとる手口があります。福岡県警察ホームページで確認して、詐欺の手口や対策を理解しましょう。

■ニセ電話詐欺被害にあわないために…
合言葉は、「電話でお金の話は全て詐欺!」知らない番号からの電話は出ず、一人で判断しないで、まわりに相談しましょう。

◇ニセ電話詐欺に関する相談
警察相談専用電話【電話】#9110(市外局番無し)

◇消費生活トラブルに関する相談
市消費生活センター【電話】580-1968
受付時間：平日午前9時半～正午・午後1時～4時半

問い合わせ先：生活安全課
【電話】580-1897