年度末、年度初めのあわただしい時期が過ぎて、大分落ち着いてきましたが私自身、別れと新たな出発が始まりました。49年間務めた大野城市を退職して、余生を悔いの残らないよう、新たな生活をスタートさせました。その間、市民の皆さん、地域や職場の皆さんに大変お世話になりました。ありがとうございました。振り返ってみると、入庁時は、まだ役場時代の建物で、下水道もこのころから整備が始まりました。入庁3年目に大寒波襲来で水道管の破損で1週間寝ないでの勤務、次の年は、福岡大渇水で時間給水があり、夜バルブ閉め、早朝バルブ開けが長期間続き、四王寺の鏡池に入って雨乞いをしました。平成に入ってからは、ギネスに挑戦で、総合グラウンドで、人間空気イスを見事に完成させ、ギネスホルダーとなりました。令和は何と言っても、市制施行50周年記念で、博多どんたく港まつりで、地域の人たちと大通りをパレードしたことと、西鉄電車の高架化で、線路を歩いたことなど、思い出は尽きません。老兵、静かにカメラと腕章を置いて、今後一市民として大野城市の発展を見届けたい。(文)
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