■関連事業
◆ここふる オレンジカフェ
症状の有無に関わらず、認知症について関心のある人ならどなたでも参加できる「ここふる オレンジカフェ」は、令和3年度から心のふるさと館で開催しています。NHKアーカイブス視聴や軽い体操、レクリエーションを楽しんでいます。
音楽ボランティアによる演奏や館内展示見学、近隣への散策などの企画も好評です。
◆認知症初期集中支援チーム
認知症地域支援推進員、保健師などがチームを組んで、自宅を訪問し、認知症専門医への受診や介護保険サービスの利用、介護者の悩みなどの相談に応じます。認知症サポート医の助言をもとに、その人に最適な支援を行います。
対象者:もの忘れや認知症が心配な人、その家族や介護者
内容:月1回程度、チーム員が自宅に訪問し、専門医受診や生活、介護についての相談
期間:おおむね4カ月
◆オレンジキッチン われもこう
「オレンジキッチン われもこう」は、認知症の有無にかかわらずみんなで楽しく過ごせる場として、自主的に活動しているグループです。
クローバープラザで開催されていた若年性認知症サポートセンターのサロン事業を参考にして、大野城市でもみんなで作って楽しくおしゃべりしながら食べるサロンの場を作りたいと2021年に「オレンジキッチン われもこう(我も行こう)」を発足しました。
南パートナーシップ活動支援センターのサロン事業と、市の地域包括支援センターの協力を得て、同年10月より南コミュニティセンターでサロン事業をスタートし、毎月第4金曜日に活動を続けています。
ここふるオレンジカフェの参加者に、「オレンジキッチン われもこう」の楽しさを体験してもらいたいと市の地域包括支援センターから話があり、すこやか交流プラザでも不定期に開催しています。
地域包括支援センターの職員も参加していて、相談もでき仲間もいます。
◇オレンジキッチン われもこう
開催日:毎月第4金曜日 午前10時〜午後1時
参加費:500円(申込不要)
問い合わせ先:南パートナーシップ活動支援センター(南コミュニティセンター内)
【電話】596-0686
◆7月1日よりチームオレンジ事業「まどかオレンジ」が始まります
「まどかオレンジ」は、認知症サポーターステップアップ講座を受講した人が支援者となり、認知症の人やその家族のニーズに合わせ、見守り、話し相手、外出同行、介護者不在時の留守番などを行うものです。
約60人の支援者が「まどかオレンジ協力隊」となって、認知症の人がやりたい事を一緒に楽しんだり、介護者が自分の時間をもてるようサポートします。
■認知症の人への対応は「4つの“ない”」を心掛けましょう
・驚かせ“ない”
・急がせ“ない”
・自尊心を傷つけ“ない”
・否定し“ない”
本人の感情や、その人らしさを大切にし、できるだけ本人の不安や悩み、苦しみに寄り添いましょう。
認知症を病気として理解し、「認知症だから」と特別扱いするのではなく、今までどおりにさりげなく自然に接しましょう。
・できる事を一つずつやってもらいましょう
・本人のペースに合わせましょう
・相手の言葉に耳を傾けてゆっくり接しましょう
・笑顔でうなずき不安を取り除きましょう
■地域包括支援センターを知っていますか
高齢者やその介護をしている家族、地域の人から、心配や悩みの相談を受けている高齢者の相談窓口です。
◇南地区地域包括支援センター
【電話】589-2632〔つつじケ丘3-1-31〕
対象地区:牛頸・若草・平野台・月の浦・南ケ丘1区・南ケ丘2区・つつじケ丘
◇中央地区地域包括支援センター
【電話】595-6802〔上大利1-3-9〕
対象地区:上大利・中大利・下大利・東大利・下大利団地・白木原・瓦田
◇東地区地域包括支援センター
【電話】504-5858〔中2-3-1〕
対象地区:釜蓋・井の口・中・乙金・乙金台・乙金東・大池
◇北地区地域包括支援センター
【電話】501-3838〔仲畑3-10-21〕
対象地区:上筒井・下筒井・山田・雑餉隈町・栄町・仲島・畑詰
申し込みと問い合わせ先:すこやか長寿課地域包括支援センター担当
【電話】501-2306
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