特定外来生物に指定されているヒアリについては、平成29年6月に初めて国内で確認されて以降、港湾コンテナ、集積場などで確認されています。県内では博多港、北九州港、福岡市の3カ所で確認されています。
同じく特定外来生物に指定されているアカカミアリについても、県内では博多港、苅田町、粕屋町、福岡市、北九州市、朝倉市で確認されています。
◇毒性
スズメバチ類やマムシに比べると低いとされていますが刺されると赤く腫れて中に膿が溜まります。また、体質によってはアナフィラキシーショックを起こす場合があります。
◇ヒアリの特徴
体長2〜6ミリメートル、全体的に赤茶色で腹部が黒い
◇アカカミアリの特徴
体長3〜8ミリメートル、全体が黄色がかかった茶色
◇共通の特徴
触覚の先2つが、ふくらんでおり、胸にトゲがない、胸と腹部の間にこぶが2つある
■生息場所
公園などの裸地、コンクリートの隙間、草地などの開けた環境に生息し、土中に巣を作ります。
■刺されないために
・絶対に素手で触らない
・野外での作業は、長袖、長ズボン、手袋などを着用する
・ベビーパウダーを靴やズボンにかける
■刺された場合は
刺された際の症状は人によって異なりますが、激しい痛みやめまいのような症状が出た際には、病院で受診してください。
■駆除方法
市販の家庭用殺虫剤で駆除できます。アリ専用のベイト剤などを撒くのも有効手段です。
発見した場合は、連絡してください。
問い合わせ先:
循環型社会推進課生活環境・最終処分場担当【電話】580-1887
ヒアリ相談ダイアル【電話】0570-046-110
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