「おおの山城大文字まつり」の季節ですね。四王寺山の「大」の字やステージ演出、抽選会を兼ねたパレードなど、見どころ満載です。
その中でも、私が皆さんに注目して欲しい催しは、メインステージ正面に並べられる「夢灯り(灯篭)」です。これは、市内の小学6年生が、灯篭に自分の夢を描き、大人が、子どもの夢(灯篭)に火を灯す催しです。平成24年度から始まった催しですが、初期の学生の皆さんは、既に成人し、親になっている人もいるかもしれません。子どもが描いた夢に、大人が火を灯す。子どもがいつしか親となり、また未来に繋がれていく。何気なく並べられている夢灯り(灯篭)ですが、背景と歴史を知ると感慨深いものだなと感じます。
また、子どもたちの夢は、読む私たちも微笑んでしまうような、希望に満ち溢れた夢ばかりです。大人になった私たちは、未来を担う子どもたちが、希望に満ち溢れた夢を見続けられる社会を、守り続けていきたいものです。 (S)
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