■子どものしかり方
子育てをしていると「何度しかっても伝わらない」「しかりすぎなのかもしれない」と悩むこともあるのではないでしょうか。そのような時は、「適切な伝え方」ができているか振り返ってみることも大切です。今回は上手なしかり方のポイントをお伝えします。
○感情的に怒るのではなく、間違いを教える。
感情的になるとイライラした気持ちをぶつけ「怒る」行為になりがちです。怒るのではなく、間違いを教えることを意識しましょう。
○子どもの目を見る。
別のことをしながら言葉だけでしかるのではなく、子どもに伝わりやすいよう目を見て表情と言葉で伝えるようにしましょう。
○子どものした行動に目を向ける。
「○○して悪い子だ」などと人格を否定する言葉ではなく、「○○をやっちゃいけないよ」と間違った行動に対してしかりましょう。
○理由も一緒に伝える。
子どもが理解できるよう短い言葉で「だめ」「こら!」と言っても、どうしてほしいのか伝わりません。危険を知らせるには「だめ!」「危ない!」だけでなく、「○○すると危ないよ」と理由も伝えてあげてください。
○しかった後の時間も大切にする。
しかった後はそのままにせず、子どもの気持ちが落ち着いたら「あなたのことが大好きよ」という気持ちで抱きしめてあげてください。
子どもは何度も繰り返し伝えることで学びます。伝えたい思いから時に「何度も言っているのに!」と感情的になることもあるかもしれません。大人も言い過ぎたり間違えたりしたら謝るようにしましょう。大人の振る舞いを見て、子どもは自分から謝ることを覚えていきます。
問合せ:子育て支援課 子育て応援係
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