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防災だより その69

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福岡県太宰府市

防災専門官 野田 秀敏(のだ ひでとし)

■昨年の風水害を振り返り防災への備えを
◆令和5年に起こった風水害
梅雨前線の影響で7月に福岡・佐賀・大分県で線状降水帯が発生し、土砂災害や浸水などの大きな被害がありました。
本市では、崖崩れや土砂災害、冠水による通行止め、護岸侵食などが発生し、死者1人、半壊1棟、床上浸水1棟(2戸)の被害がありました。
久留米市では土砂災害警戒区域で土石流が起き、浸水想定区域で最大3.8m浸水するなど、6年連続で浸水被害が発生しました。この他にも、全国では次の表の災害が発生しました。
[令和5年の主な気象災害と台風]

いつ起こるかわからない災害に備えて対策しましょう。

◆今できる災害への4つの備え
○1.非常持出品と備蓄品
避難時に持ち出す非常持出品と3日分の備蓄品を用意し、賞味期限や消費期限を再確認しておきましょう。
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○2.災害や避難情報の入手方法
被害状況や避難所情報などが入手できる情報配信サービスを登録しておきましょう。
・県の防災アプリまもるくん
・県の防災メールまもるくん
・市の災害情報配信サービスや公式LINE
ページID:26680

○3.マイ・タイムラインの作成
災害の危険性が高まった時の自分や家族の行動を時系列に整理したマイ・タイムライン(避難行動計画)を作成し、いつも確認できる場所に掲示しておきましょう。
「いつ」「何をするか」を話し合い、避難のタイミングを逃がさないことが大切です。避難場所・ルート、危険箇所(ふたのない側溝・狭い道など)の確認も忘れないようにしましょう。
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○4.早め早めの避難
災害危険箇所や周辺に住む人は雨が降ったら細心の注意が必要です。災害リスクの高い人のために早めに避難できる「自主避難所」を3カ所開設しています。近隣の人に声をかけながら一緒に避難しましょう。
本市の自主避難所:
・太宰府館
・プラム・カルコア太宰府(中央公民館)
・総合体育館(とびうめアリーナ)
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■令和6年太宰府市・筑紫野市合同消防出初式を開催しました
本市と筑紫野市合同の消防出初式を1月7日(日)、太宰府西中学校で開催しました。
本市・筑紫野市の両消防団、筑紫野太宰府消防組合消防本部、自衛隊音楽隊などが参加し、勇壮な分列行進や初の試みとなった消防演舞など日頃の訓練の成果を披露しました。また、消防活動での功績や永年勤続に対する表彰も行いました。

■コミュニティ無線をとおしてJアラートを試験放送します
放送日時:2月9日(金)午前11時

問合せ:防災安全課 防災対策係
【電話】内線519・531

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