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自治体の皆さまへ

こんにちは保健師です

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福岡県太宰府市

■オーバードーズを知っていますか?
近年、救急搬送者が増加している「オーバードーズ」。1回あたりの薬の使用量が過剰であること、または薬物を過剰摂取する行為を指します。違法薬物と異なり、医薬品は手軽に入手できるため、深刻化な社会問題となっています。

○なぜ過剰摂取する?
オーバードーズをする人には、睡眠時間が短い・朝食を食べない・インターネットを使用する時間が長いなどの生活習慣があることや、学校や職場が楽しくない・親しい友人がいない・家庭に問題を抱えているなどの特徴があります。現実逃避や精神的苦痛を緩和するため、簡単に手に入る市販薬に頼り、気づかないうちに使用量が増えてオーバードーズになってしまいます。

○オーバードーズの現状
実際にどのくらいの人がオーバードーズによって救急搬送されているのでしょうか。厚生労働省・消防庁によると、10~30歳代が全体の6割で、その半分が20歳代と若年層に多い傾向にあります。全体の男女比は2:8と、女性が多い傾向です。救急搬送された中で、意図的に過剰摂取された医薬品の内訳は、一般的に風邪薬として使用する総合感冒薬が最も多く、次いで解熱鎮痛剤の順で、2つを合わせると全体の約半数を占めます。

○オーバードーズによる症状
過剰摂取により、気分が高揚し、眠気や不安感・疲労感が軽減することがありますが、一時的で効果が切れると不快な気分になります。そこで、同じ効果を期待して市販薬の過剰摂取を繰り返します。いわゆる「依存」です。薬物による依存は、脳に直接作用して高揚感をもたらす精神疾患で、この感覚を再び求める抑えがたい欲求が生まれます。そのため、刺激がないと不快な精神的・身体的症状が生じ、自分ではコントロールできない「依存症」に陥ってしまうのです。特に市販薬は誰でも容易に入手できるため、用量用法を誤ると誰でも依存症になる可能性があります。

○オーバードーズにならないために
医薬品を服用する場合は、必ず正しい用量用法を確認することが必要です。過剰摂取による死亡事例も発生しているため、薬物に潜むリスクを正しく理解することが大切です。薬局やドラックストアでは薬剤師・登録販売者が症状を聞き取り、薬の注意事項を説明しています。正しい情報を知り、医薬品を正しく使用しましょう。不安やつらい気持ちは1人で抱え込まず、相談してください。

元気づくり課 保健師

相談先:
・よりそいホットライン【電話】0120-279-338
・子どもホットライン24【電話】641-9999
・福岡いのちの電話【電話】741-4343

■3月は自殺対策強化月間です
毎年3月は国や地方公共団体、関係団体などが連携して自殺防止に向けて啓発活動をしています。
「誰も自殺に追い込まれることのない社会」の実現に向け、市では悩んでいる人に向けてホームページ(ページID:1161)を公開しています。つらくなったときや困ったとき、ぜひのぞいてみてください。

問い合わせ:元気づくり課 健康推進係
【電話】928-2000

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