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きゅうはく通信(165)

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福岡県太宰府市

■開館20周年に向けて
青葉をわたるそよ風も、日ごとに爽やかさを増しています。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
平成17年10月16日、九州に国立博物館を誘致したいという百年来の夢が実現し、我が国4番目となる九州国立博物館が太宰府の地に開館しました。開館以来、1800万人を超える人が訪れました。
令和7年の開館20周年を控えて、今年度は3階の特別展室を中心に大幅にリニューアルします。現在の蛍光灯をLEDに替えるなど、展示環境を格段に向上させ、令和7年の1月21日(火)に特別展「はにわ」が開幕します。期待してください。
さて、特別展がお休みとなる4月から年末までは、4階の文化交流展示室で、さまざまな工夫を凝らした特集展示を開催します。
まず「さわって体験!本物のひみつ2024」(7月17日~10月14日)は、レプリカや模型を実際に手で触れて、見るだけではわからない文化財のひみつを発見してもらう企画です。体験を通して、文化財に潜む数々のひみつを見つけてください。つづく「人吉(ひとよし)球磨(くま)の玉手箱」(10月22日~12月15日)では、「日本でもっとも豊かな隠れ里」として知られる日本遺産の熊本県・人吉球磨地域から、縄文土器やウンスンカルタなど幅広い文化財を紹介します。豊かな山地に囲まれ、球磨川の恵みによって育まれた文化財の魅力を、存分に楽しんでください。
また数々の特集展示の他にも、干支や花など折々の季節にあったテーマを切り口にした「きゅーはくツアー」を開催し、既存の分野や展示スペースにとらわれない作品の多様な楽しみ方を提案します。クイズラリーなどの関連イベントでは、目の前の世界がさらに広がることでしょう。
文化財に潜んでいる「どこでもドア」を見つければ、あらゆる地域、あらゆる時代に旅行できます。あなたも知らない、新しい自分が発見できる九州国立博物館に、ようこそ!

■5月の展示情報
▽きゅーはく春のツアー「お花をさがそう」
3月12日(火)~5月12日(日)
▽新収品展
5月21日(火)~7月15日(月・祝)

九州国立博物館

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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