1300年前、当時の大宰帥(だざいのそち)・大伴旅人(おおとものたびと)が催した「梅花(ばいか)の宴(えん)」の情景を描いた万葉集から元号「令和」が生まれました。令和の都だざいふに息づく万葉の文化に親しんでもらえるように、梅花の歌三十二首から作られた「万葉かるた」の一部を付録にしました。
※かるたの画像は本紙P.3をご覧ください。
■万葉文化を広める活動をつづける 大宰府万葉会(だざいふまんようかい)
万葉文化の魅力を語る
代表・松尾(まつお)セイ子(こ)さん
万葉故地として名高い筑紫に居住することを誇りとして、『万葉集』の歌や背景にある歴史・文化の幅広い学習を通じて、地域内外への情報発信や会員同士の親睦と教養の向上に努めています。
月1回の万葉集講座のほか、市内の「万葉歌碑めぐり」や地域の小中学校への出前講座、2月初旬の「梅花の宴」再現(本紙P30に掲載)など、地域に密着した活動をしています。全国のイベントにも積極的に参加して、万葉文化を普及、太宰府・筑紫地区をPRしてきました。
着用する万葉衣装は、これまで役員10人が100着以上を手作り。文化の伝承のため、万葉ゆかりの地域イベントにも貸し出しています。
■令和萬葉館(れいわまんようかん)に遊びに来てください!
問い合わせ:大宰府万葉会
【電話】922-7328
【住所】五条2-3-1
開館日時:毎週月曜 午前11時~午後4時
※不定期で休館あり
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