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特集 未来を描く~DRAW THE FUTURE~ 令和6年度 施政方針(2)

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福岡県宮若市

■観光資源の環境整備と受入体制の強化
地域と一体となり、観光地の再生・観光サービスの付加価値を高めるため、AI開発センター(MUSUBU AI)内に交流スペースの設置や脇田温泉宿泊施設を改修するなど、脇田地区の環境整備を推進します。
また、国の企業人材派遣制度を活用した専門人材を配置し、民間企業のノウハウを生かして、観光関係団体の統合にむけた協議を進めます。
昨年度は、文化振興シンポジウムを開催し、国指定史跡である竹原古墳の歴史や魅力を広く発信しました。本年度も遠賀川流域の古墳・遺跡同時公開などを通して、文化財の魅力を発信していきます。

■新たな定住奨励金制度に向けた取り組み
市では、マイホーム取得のために市内に新築または中古住宅を購入した人を対象に、固定資産税相当額の奨励金を七年間交付しています。
平成21年度から行っているこの定住奨励金制度。令和6年12月末までに登記を完了した住宅が対象となっていることから、本年度は新たな奨励金制度の創設に向けて検討を進めます。

■地域防災力の強化
近年は、予測を超える豪雨により県内でも特別警報が発令されるなど、自然災害が頻発しています。そのような状況から身を守るために、引き続き自主防災組織の設立や防災マップを活用した防災訓練などを行い、地域防災力の強化を図ります。
また、防災行政無線や緊急速報メールなどを活用し、迅速かつ的確な情報伝達を行うため、設備などの保守点検を行うとともに、個別受信機の設置やバッテリーの定期交換などに取り組みます。

■令和6年度の給食費を無償化
子育て世帯の負担軽減を目的に、給食費を無償化します。
昨年度は、二学期以降の給食費を無償にしていましたが、本年度は、一年間給食費を無償にします。

■さらなる教育の充実
国のGIGAスクール構想に基づき、市内小・中学校の全児童生徒へ、タブレット端末の整備を行っています。
本年度から小学校全教科に、指導者用デジタル教科書を導入して、ICTを活用した指導の充実を図ります。ほかにも、電子黒板の整備の充実、ICT支援員のさらなる活用など、ICTを効果的に活用した情報教育の推進にも取り組みます。
児童生徒用タブレット端末にAI型学習ドリルソフトを導入し、学習定着度に応じた指導と学習を行い、情報活用能力を育成していきます。

■財政基盤の確立へ
本年度の一般会計の予算規模は、約百八十五億円です。
固定資産税の減少や社会保障費の増加という厳しい状況の中、間断ない行財政改革の推進や国・県の制度を活用した歳入の確保などにより、収支の均衡を保つことができました。
引き続き、健全な財政基盤の確立に努めていきます。

■ひと・みどり・産業が輝く ふるさと宮若
◇第2次総合計画後期基本計画 重点的な取り組みテーマ(まちづくりの分野)
・スポーツ、芸術・文化、健康長寿
・個性的で活力に満ちた、コミュニティ
・産学官民の協働で、元気な産業・環境
・安心子育てと豊かな教育、人材育成
・市民目線と、不断の行財政改革推進
市民・地域・産業が賑わう住みよいまちを目指して

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