■地域で支える認知症 認知症サポーター養成講座
認知症は、脳の病気が原因で起こります。誰にでも発症する可能性があり、令和7年には、六十五歳以上の五人に一人は認知症になると言われています。
◇誰もが尊厳ある暮らしを送るために
宮若市も人口に占める六十五歳以上の高齢者が三十六パーセントを超え、超高齢社会に突入しています。今後、認知症の人が増えることが予想される中、尊厳をもって最後まで住み慣れた地域で自分らしく生活するためには、地域の支え合いが必要です。
誰もが認知症についての正しい知識を持ち、認知症の人やその家族を支える手立てを知っていれば、「尊厳ある暮らし」をみんなで守ることができます。
そこで、認知症の人やその家族の応援者として見守る、認知症サポーター養成講座を行います。
対象者:自治会・学校・商店・職場・有志による集まりなどに、講師が直接出向いて講座を行います。
最小人数:十人程度
講座内容:テキストに基づいて、認知症についてほとんど知識のない人でも安心して学ぶことが出来る内容となっています。講座に要する時間は、一時間から一時間半です。受講者の構成に応じて内容が一部変わります。
申込方法:準備の都合上、必ず開催希望日の一カ月前までに電話または、窓口でお申し込みください。
◇受講の証に認知症サポーターカードをお渡しします
認知症サポーターとは、何か特別なことをする人ではありません。認知症を理解した、認知症の人の「応援者」のことです。
講座を受講した認知症サポーターには、認知症を支援する「目印」となる認知症サポーターカードを配付します。
申込み・問い合わせ:本庁地域包括センター
【電話】33・3456
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