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自治体の皆さまへ

肝臓を守るためにお酒の飲み過ぎに注意しましょう!

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福岡県小竹町

楽しく健康的にお酒を楽しむために、週2日の『休肝日』を設けましょう。また、心身の健康を損なわないために、定期的に健(検)診を受けましょう。
お酒に含まれる『酔い』などの効果をもたらす物質『アルコール』。このアルコールには神経をまひさせる働きがあり、適度な量では気持ちをリラックスさせるなどの作用がある嗜好(しこう)品ですが、適量を超えると記憶をなくしたり、肝機能障がいやがんを引き起こす原因になります。また、お酒を全く飲まない人でも肥満や糖尿病が原因で、NASH(非アルコール性脂肪肝炎)という肝機能障がいを引き起こすことがあるので、注意が必要です。

○節度ある適切な飲酒量を知りましょう
厚生労働省が推進する国民健康づくり運動『健康日本21』では、節度ある適度な飲酒量は、純アルコールで1日あたり約20g程度とされています。1日の飲酒量に換算すると、下記のとおりになります(いずれか1種類)。また、女性は男性に比べてアルコール分解速度が遅いため、男性の2分の1程度の飲酒が適量であると考えられています。
・ビール・発泡酒(中びん1本)500ミリリットル
・日本酒(1合)180ミリリットル
・焼酎(20度)135ミリリットル
・焼酎(25度)110ミリリットル
・焼酎(30度)80ミリリットル
・チューハイ(7度)350ミリリットル
・ウイスキー(ダブル1杯)(60ミリリットル)
・ワイン(グラス2杯)(200ミリリットル)

○おつまみの選び方
肝臓に負担をかけないためには、食べながら飲むことが大切です。ただし、お酒は高エルギーであるため、食べ過ぎないように注意しましょう。一緒に食べるおつまみは、低エネルギーの野菜や海藻、きのこを使った料理を選びましょう。また、肝臓の負担を軽くしたり、胃の粘膜を保護したりする良質なたんぱく質を含む魚介類や大豆製品を使った料理もおすすめです。

○酔いが覚めるまでの時間
体重60kgの人が純アルコール20gのお酒を30分以内に飲んだ場合、アルコールが分解されるまで体内に約3時間から4時間とどまります。2倍の量を飲酒すると、アルコールも2倍の時間体内にとどまることになります。これには個人差があるため、体質的にお酒に弱い人や女性はもっと長い時間がかかります。
また、深夜まで飲酒すると翌朝起床後まで体内にアルコールが残っているため、二日酔いとなってしまいます。週2日の『休肝日』を設けましょう。

■今後の予定
~12月16日から1月15日まで~
内容によっては事前に予約が必要なものや対象者が限られる場合があります。詳しくは健康増進課健康対策係までお問い合わせください。
※運動教室には、水筒とタオルをお持ちください。

※各種感染症等感染拡大の影響により、延期する場合があります。その時は対象者に対して個別に連絡させていただきます。

問合せ:健康増進課健康対策係
【電話】62-1864

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