南良津獅子舞・小竹祇園山笠

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■南良津獅子舞
小竹町文化財指定第2号
7月2日に南良津区獅子保存会のみなさんが早朝から南良津神社で参拝と祈願を行い、家内安全・五穀豊穣などの願いを込めて獅子舞を奉納しました。この伝統芸能は、宝暦2年に8年続いた豊作を祈って獅子舞を『秋のおくんち』に奉納したのが始まりとされています。獅子舞には、前楽・古楽・道楽・出端の型があり、雄獅子と雌獅子が太鼓や笛の楽にあわせて勇壮活発に舞を繰り広げます。
新型コロナウイルスの感染を防ぐため、令和元年を最後に南良津神社での参拝と祈願のみを行い、獅子舞の奉納ができていなかったため、「今年は獅子舞を奉納することができて本当に良かった。」と感慨深そうに南良津区獅子保存会の方が話しました。

■小竹祇園山笠
小竹町文化財指定第3号
7月15日と7月16日に小竹祇園山笠振興会のみなさんが、五色の幕やちょうちんで飾りを施した高さ約4メートル、幅約2メートルの山笠とともに小竹区『旧長崎街道沿い』を練り歩きました。この伝統行事は、貴船神社に伝わる奉納行事です。新型コロナウイルスの影響等により平成30年から5年ぶりの開催となる今年は子ども山笠のみとなりました。
力強く和太鼓を打ったり、山笠の上で大きなかけ声をあげる子どもたち。「山笠に乗れて楽しかった!」と満足そうな様子でした。大人たちは山笠を大きく上下に揺する見事な『がぶり』を披露しました。山笠を中心に、沿道に集まったたくさんの人たちの笑顔があふれていました。