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自治体の皆さまへ

新年を迎えて

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福岡県小竹町

~みなさまに謹んで新春のお慶びを申し上げます~
町職員が井上頼子町長に令和5年の出来事や令和6年の目標等についてインタビューしました。

職員
明けましておめでとうございます。井上町長が小竹町長に就任されて1年が経とうとしています。そこで、この1年を振り返って、小竹町の良さを感じた印象的な出来事を一つお聞かせください。

町長
小竹町が掲げている将来像は『住みたい!育てたい!訪ねたい!あなたが主役幸せ実感小竹町』ですが、令和5年は、小竹町民がまちづくりを『自分事』として取り組んでいると実感できる出来事がたくさんありました。その中でも特に心に残っているのは『ふれあいサロン事業(地域介護予防活動支援事業)』の成り立ちについてです。小竹町では、さまざまな方面で頑張ってくださっている町民の方を顕彰する制度があり、令和5年度に顕彰させていただいた方の中に、ふれあいサロンの関係者の方々がいらっしゃいました。サロンの成り立ちについては、約20年前に、地域の高齢者が孤立することを危惧した町民有志の方々が「定期的に集まって交流する場を作ろう!」ということで始まったそうです。その後、この取組みは各地区に広まり、今では自治会組織のしっかりとした下支えのもと、全部で19のサロンがそれぞれのスタッフの創意工夫で運営されています。『ふれあいサロン事業』は小竹町の良さを感じた事業で、とても印象に残っています。これからも後継者を育てる工夫を一緒にさせていただければと願っています。

職員
高齢化率の高い小竹町ですが、若い世代の方々の活躍も目にとまります。これからのまちづくりのために、若い方々にお願いしたいことはありますか。

町長
はい。町長になり、若い世代の方々も、お子さんから働く世代まで、さまざまな分野でご活躍いただいていることを知りました。陰に日なたに地域を支えてくださっている方々、子どもたちとその保護者のつながりを紡いでいこうとさまざまな企画に取り組んでいただいている方々…小竹中学校の文化祭や3小学校のフェスタ、こども園の行事等を見せていただき、主体的に今の時代を一生懸命生きている姿に心打たれました。
さて、『ノイジーマイノリティ(声高な少数派)』とその対義語に『サイレントマジョリティ(物言わぬ多数派)』ということばがあります。若い世代のみなさん、あなたはどちらに当てはまりますか?まちを創るのは町民の声です。ぜひ『小竹町の課題は何か?』『どのようなまちにしていきたいか?』などのご意見を積極的に発信していただきたいです。一緒に『つながりとぬくもりのあるまち』を創って参りましょう。

職員
井上町長の令和6年の目標をお聞かせください。漢字一文字で表すと、どうでしょうか。

町長
『整』です。小竹町長に就任して1年が経ち、まちの課題を把握する中で、今年はこれらの課題を一つずつ整理して前進していきたいです。環境、仕事に向かう姿勢、気持ちを整えて、前進あるのみです。

職員
令和6年に特に挑戦してみたいことをお聞かせください。

町長
令和5年夏には、小竹町が『巡回ラジオ体操・みんなの体操会』の会場となり、多くの方に参加いただきました。
令和5年12月8日、小竹町はNPO法人九州プロレスとホームタウン協定を締結しました。プロレスには人を元気にする力があると思うので、令和6年は、プロレスを通して『元気で楽しい体・心』を町民のみなさんと共有したいと考えています。

職員
町民の方々だけでなく、私たち職員も元気であるためのエネルギーをもらえるような気がします。そのほか、活気とにぎわいのあるまちをつくるために必要と考えておられることは何でしょうか。

町長
条件整備を進めつつ、小竹町に集いの場をたくさん作りたいと考えています。なぜ『集いの場』なのか―ハーバード大学の80年にわたる追跡調査の結論に、幸せな人生の条件として、『周りの方々との心の結びつき-良い人間関係の中で生きること』が第一に挙げられています。私は小竹町を地域の温かい人間関係の中で幸せを実感できるまちにしていきたいと考えています。

職員
最後に、町民のみなさんに向けてメッセージをお願いします。

町長
現在、4月からの新年度に向け、具体的な行政施策について協議を重ねているところです。まちをより良く変えていくのは町民一人ひとりの声です。ぜひともみなさんのお声を『行政への手紙』にお寄せください。
そして何より、平和な心でつながりを大切に!今を生きていることを楽しんで参りましょう!

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