新型コロナウイルスや物価高騰などの高ストレスな暮らしの影響により、生活リズムの乱れや睡眠不足を訴える人が増えています。こうした状況が続くと脳や身体、心に負担がかかり、不眠やうつなどの深刻な心の病に及ぶことがあります。
ストレスと上手につきあうためには、自分に過剰なストレスがかかっていることに早く気付くこと、そして自分に合うストレス対処法を見つけて実践することが大切です。
■ストレスと上手につきあうポイント
(1)規則正しい生活を心がけて、睡眠を十分とる
(2)親しい人たちと交流する時間を持ちましょう
ストレスが多い時、親しい人に話を聴いてもらうだけで、随分気が楽になります。また、話をすることで気持ちが整理され自分で解決できたり、時にはよいアドバイスをもらえたりします。
(3)緊張を細切れにする
1日の中で緊張が続いているなと感じたらトイレに立って深呼吸する、軽く体操をして小休憩をとるなど気分転換をしましょう。
(4)適度に運動する
適度に運動をすることで、満足感や開放感、リフレッシュ効果は得られ、身体的、精神的ストレスを解消するのに役立ちます。手軽にできて、自分が好きな運動を楽しい環境で行いましょう。
(5)仕事に関係のない趣味を持ちましょう
仕事と離れた趣味を持つことは気分転換になり、ストレス解消につながります。一人でやること、また仲間とやることなどいろいろな趣味を持つことにより自分の人生に楽しみをプラスして、日々の生活を精神的に豊かにすることにもつながるでしょう。
(6)ストレス解消をたばこやお酒に頼らない
ストレス状態から逃れたいという気持ちからたばこやお酒に頼ってしまうと、いつしか量が増えてしまい、場合によっては依存症となって心身の健康を損ねてしまうことになります。他のストレス解消法をお勧めします。
■今後の行事(11月、12月)
内容によっては、事前に予約が必要なものや対象者が限られる場合があります。詳しくは健康こども課健康対策係までお問い合わせください。
※離乳食教室の申込み期限は、開催日の7日前までです。
※運動教室には、水筒とタオルをお持ちください。
※メタボ予防のウォーキング教室には、水筒・タオル・上履きシューズを持参してください。
■こころの健康と睡眠についての講演会を開催します!
日時:12月12日(木)13時30分から15時まで
場所:小竹町中央公民館2階大研修室
演題:こころの健康と睡眠
~適切な睡眠が健康・長寿や幸福を生む~
講師:内村直尚先生(久留米大学医学部卒業、久留米大学学長、日本睡眠学会理事長)
内村先生は、1981年日本初の睡眠障害クリニックの開設、明善高校の昼寝の導入など、精神医学を専門に睡眠学研究の第一人者としてご活躍されています。
※申込みは不要です。
問合せ:健康こども課健康対策係
【電話】62-1864
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