令和6年度の町の予算は、3月定例会で予算案を否決されたことから、『骨格予算』を編成し、3月臨時会で議決されました。政策的経費予算については、今後6月議会に上程予定です。
■骨格予算とは
本来予算は、その年度のすべての歳入・歳出で編成されるものです。しかし、令和6年度一般会計当初予算は、3月定例会における否決を考慮し、町民の生活に直結する予算を最優先することを念頭に置いて、継続的事業や義務的経費を中心に計上し、新規事業・投資的経費などの『政策的経費』は計上せずに、再度編成されたものです。
■骨格予算編成の基本的な考え方
・新規事業は原則計上しないこととしていますが、緊急性が高く、町民生活に影響が出る事業等は、年間の所要見込額を計上します。
・義務的経費(扶助費、人件費、公債費)、複数年にわたる契約を締結している事業、施設の修繕費など、毎年の行政運営に必要不可欠な経費は、年間の所要見込額を計上します。
・年度当初(4月から7月)に事業を行わなければ事業の執行に支障をきたす経費は、年間の所要見込額を計上します。
〔予算編成の流れ〕
3月議会上程、否決
↓
骨格予算の編成
↓
3月臨時会上程、議決
↓
政策的経費予算の編成
↓
6月議会上程、議決(予定)
↓
実質の令和6年度予算成立
■会計別予算額
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