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■点検商法にご注意
近所で工事しているという業者が「お宅の屋根がめくれているのが見えた。無料で点検します」と言うので依頼した。点検後に屋根が浮いている写真を見せられたため、約20万円で修理を依頼。後日、家族の勧めで別の業者に確認してもらうと「釘を抜いたような新しい傷がある」と言われた。この場合、返金してもらうことはできるのか?

◆点検商法の回避術
◇点検を口実に来訪する業者には注意
点検後に不安をあおって契約させる「点検商法」と呼ばれる手口です。事例のように、偽って訪問・点検する業者には注意しましょう。

◇家族や周囲の人にも相談しましょう
家族や周囲の人は、不審な人物がきていなか、見慣れない書面がないかなど、高齢者の様子に気を配りましょう。

◇その場での契約はしないようにしましょう
点検後に修理を勧められても、その場で契約しないようにしましょう。別の専門家に確認を依頼したり、複数の事業者から見積もりをとったりすることをおすすめします。

◇消費生活センターに相談を
工事が終了した後でも、クーリング・オフができる場合があります。困った時には、すぐに消費生活センターなどに相談しましょう。

お問い合わせ：
消費者ホットライン【電話】188
久留米市消費生活センター【電話】0942-30-7700
福岡県警察【電話】110または♯9110