単位未満を四捨五入しているため、合計が一致しない場合があります。
■一般会計歳入 92億9,218万円
国や県に頼った依存財源が64%、町が調達できる自主財源は36%です。地方交付税、国庫支出金、県支出金は豪雨災害の災害復旧により増額しました。公共施設整備基金繰入金の減額、庁舎建設事業による借入の減少により、全体で7億2万円減少しました。
■一般会計歳出 90億3,781万円
民生費(住民税非課税世帯等臨時特別給付事業)、消防費、公債費、災害復旧費、衛生費、農林水産業費が増額しましたが、そのほかすべての項目の減少により、全体で5億6,168万円減少しました。
歳入・歳出の差し引きは2億5,437万円。翌年度に繰り越した事業の財源を差し引いた実質収支額は1億7,446万円の黒字となり、前年度の実質収支額を控除した単年度収支は2億1,078万円の赤字となりました。
■特別会計
3つの特別会計の実質収支に赤字はありませんでした。国民健康保険特別会計は3,076万円、後期高齢者医療特別会計は840万円の黒字となりました。
町では、将来の医療費抑制に向けて、特定健診受診や保健指導を推進しています。
■基金(町の貯金)
年度間の財政調整や地方債の償還、学校建設など、特定の目的のために15種類の基金を積み立てています。令和5年度末の現在高は、学校建設基金などの積み立てにより、前年度より2億円以上増加しました。
■町債(町の借金)
一般会計、ダム会計、水道事業会計、下水道事業会計の4つの会計で借り入れています。
庁舎建設事業や臨時財政対策債の起債額が減少しましたが、下水道事業は、事業の進捗により増加しました。
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