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[特集]「未来」を切り開け!

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福岡県広川町

■二十歳に想うこと
二十歳になった皆さんに、今だからこそ想うことをインタビューしました。それぞれの想いを胸にがんばってください。協力してくれた皆さん、ありがとうございました!

■二十歳の祭典
1月7日(日)、下広川小学校体育館で「令和5年度広川町二十歳の祭典」が開催されました。対象者は、平成15~16年生まれの221人で、そのうち160人が参加。式典の企画や運営、受け付けなどは、20歳を迎える人の中から募集した9人の運営スタッフが担当し、式全体の進行を行いました。
主催者あいさつでは、広川町教育委員会を代表して冨山教育長が「失敗を恐れず、前向きにチャレンジしてもらいたい」と激励。お礼の言葉(6ページ)を実行委員長の入江麗姫さんが述べ、和やかな雰囲気の中、無事に閉式を迎えました。
式典終了後の会場では、恩師や友人との久しぶりの再会で思い出話に花を咲かせたり写真を撮ったりと旧交を温める様子や、我が子の雄姿を写真に収める保護者の姿が多く見られました。終始笑顔の絶えない、あたたかい空気に包まれながらも、そこには20歳を迎えた頼もしい大人の姿がありました。

■町長のあいさつ(要約)
コロナ禍は、物質的豊かさや便利さのみを追求してきた社会が一度立ち止まり、本当に何が大切なのかを自問する機会になりました。変化の大きな時代は、戸惑いや不安を抱く人が多い反面、新しいものが生まれる可能性を秘めている「チャンスの多い時代」でもあります。
これからの社会も、人口減少や超高齢化、災害や感染症など、厳しい環境の変化に対応していかなければなりません。それでも未来に希望を持ち続け、ピンチをチャンスに変えて、新しい時代を切り開いていってください。

■二十歳の主張(要約)
○社会のカタチ 中島元太さん
私は、小学校のころに通っていた少年野球のコーチをしています。当時、私たちが教えてもらったことを、同じように今の子どもたちに教えられていることがうれしいです。自分がしてもらったことを、今度は自分が次の世代にしてあげる。そのように社会は循環しているのだと感じています。今まで親や先生などに迷惑をかけてきた分、次の世代に貢献することで恩返しをしていきたいと思います。

○私の道しるべ 安則琴美さん
皆さんは選択に迷ったとき、どうしていますか?私は「なにごとも経験」という言葉を大切にしています。新しいことへの挑戦は、踏み出した先に何があるかわからず、誰しもが不安や恐怖心を抱くことでしょう。しかし、挑戦した先にある達成感や得られる経験は、私を何倍も大きな人間にしてくれます。だから挑戦はやめられません。今後もこの言葉を道しるべに、たくさんの経験を積み成長したいと思います。

○大切なものがある場所 久冨七海さん
皆さんはどのような気持ちでこの式に出席していますか?私は大阪で一人暮らしをしていますが、二十歳という節目で自分の故郷・広川町に帰るのは大きな意味があると感じています。ここには、私という人間を形作ってくれた大切なものがたくさんあります。私たちが忘れてはならないのは、故郷である広川町と地域の人たちへの感謝です。この機会に、周りの人たちへ感謝の言葉を伝えてみてください。

○変わらない大切なもの 梅本真成さん
私は「保育・教育」について大学で学んでおり、子どもたちと接する中で、改めて気付かされることがありました。それは、適切な言葉がけや信頼関係の構築は人とのつながりの基本であり、忘れてはならないものであるということです。情報社会により人と関わらない場面が増えましたが、これからも人とのつながりを大切にしていきます。地域のつながりも大切にという想いから、広川町消防団でも活動しています。

■お礼のことば(要約) 実行委員長…入江麗姫さん
本日は、私たちの晴れやかな門出をお祝いくださいまして、誠にありがとうございます。無事に式典が開催できましたのも、皆さまのお力添えあってこそであり、二十歳を代表してお礼申し上げます。
すでに社会人として働いている者や学業に専念している者など、置かれた状況はさまざまですが、日々精進してまいります。
門出を迎えた今、大人としての自覚と責任を持ち、社会の一員として前に進んでいく所存です。

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