[特集]DXってなに?

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DX…「デジタル・トランスフォーメーション」の略。
デジタル技術で生活をより良いものに変革すること。

■DX推進の必要性
少子高齢化や人口減少に伴う労働力の減少、社会保障費の増大など、さまざまな課題が全国で深刻化しており、広川町も同様です。今後、ますます職員数が制約される中、多様化する住民ニーズに対応していかなければなりません。
このような情勢を鑑みて、政府はデジタル社会の早期実現を目指し、令和2年に「自治体DX推進計画」を策定しました。これは、自治体が重点的に取り組むべき事項がまとめられたものです。
広川町でも、デジタル技術を活用しての業務の効率化や住民サービスの向上、生活をあらゆる面で良い方向へ変化させることを目標に「広川町DX推進計画」を策定しました。この計画では、デジタルによる行政運営の改革と町民目線での行政サービス向上の二つの基本方針を掲げています。

■役場の仕事もDX
広川町役場では、職員の事務作業の効率化を図るために、AI(人工知能)を活用して書いた文字を読み取りデータにする技術「AI‒OCR」や、パソコンの入力作業を職員に代わってコンピュータが自動で行う「RPA」を導入しています。そのほか、会議などの音声を文字に変換するソフトも利用しています。
役場の仕事もDXを推進することで職員の事務作業量を削減し、来庁者の対応やそのほか住民サービスの向上につなげています。

■生活をより便利に、快適に
新しい技術やサービスは、誰もが不安や抵抗を抱くものです。しかし、使い慣れると、とても便利なものが多く、あなたの生活をより快適にしてくれます。今までかけていた時間を別のことに有効活用できるようになるため、生活の質を向上させてくれるものなのです。
今回の特集では、広川町が提供する各種行政サービスや取り組みの中で、デジタル化により利便性が高くなったもの、これまでに町が行ったDX推進のための取り組みなどをご紹介します。

■暮らしのDX　(1)ラインで情報発信　「必要な情報だけ受け取れる」
広川町公式ラインアカウントでは、暮らしに役立つ情報を発信しています。「防災」「観光・イベント」「子育て」などの生活に密着した情報の中から、選択した情報をタイムリーにお届けします。

○ここが便利◎
・防災情報が文字で見られる
・欲しい情報を選択できる

○どうやって使うの?
「ライン」アプリをインストールし、ホーム画面右上の「友だち追加」を選択→QRコードを読み込む、またはID検索で「@hirokawatown」と入力。

■暮らしのDX　(2)ひろかわ電子図書館　「いつでも読書を楽しめる」
インターネットで、いつでもどこでも電子書籍を借りて読むことができるサービスです。パソコンやスマートフォン、タブレット端末などを利用することで読書を楽しめます。

○ここが便利◎
・図書館に来館しなくても本を借りることができる

○どうやって使うの?
利用には、広川町立図書館の窓口で登録が必要です。QRコードを読み込む、または「ひろかわ電子図書館」で検索し、詳細をご確認ください。

■暮らしのDX　(3)公共施設の利用　「自宅にいながらラクラク予約」
パソコンやスマートフォンからインターネットを通じて、広川町にある文化施設や学校施設、社会体育施設、防災拠点施設の空き状況の確認や予約ができるサービスです。

○ここが便利◎
・自宅などにいながら公共施設の空き状況の確認や利用予約ができる

○どうやって使うの?
利用には、生涯学習課の窓口で登録が必要です。QRコードを読み込む、または「広川町公共施設予約システム」で検索し、詳細をご確認ください。

■暮らしのDX　(4)コンビニで証明書　「休日でも証明書を取得できる」
マイナンバーカードがあれば、コンビニで「住民票」と「印鑑登録証明書」を取得できます。
料金は200円です(役場より100円安い)。

○ここが便利◎
・休日や役場が開いていない時間帯でも利用できる
・6：30～23：00に利用できる

○どうやって使うの?
コンビニのマルチコピー機を操作します(利用者証明用電子証明書の暗証番号 4桁の入力が必要)。

■暮らしのDX　(5)キャッシュレス決済　「スマホひとつで簡単決済」
役場の窓口で証明書などの手数料を支払うときに、スマートフォンを活用することでキャッシュレス決済(スマホ決済アプリ)が利用できます。

○ここが便利◎
・支払いの手間と時間を軽減できる
・現金の受け渡しのトラブルが減少できる

○どうやって使うの?
「PayPay」アプリをインストールし、残高をチャージすることで利用できます。

■暮らしのDX　(6)マイナポータルからの申請　「マイナポータルでオンライン申請」
マイナンバーカードを利用して「マイナポータル」から保育所や児童手当のほか、介護に係る手続きを電子申請(オンライン申請)できます。

○ここが便利◎
・役場が開いていない時間帯でも、一部の行政手続きをオンラインでできる

○どうやって使うの?
「マイナポータル」にアクセスし、お住まいの市町村を設定することで利用できます。

■「誰も取り残されない広川町」を目指し、こんな取り組みを行っています
デジタル化に対する不安を解消するためには、まずは知り、体験することが必要です。広川町では、デジタル技術に触れ、便利さを体感する取り組みを行っています。今後は町内全域に広げ、誰も取り残されない町を目指します。

※QRコードは本紙参照

問合せ：総務課財政係
【電話】0943-32-1255