こんにちは。広川町地域おこし協力隊の山口です。今回は、広川町にも多くの織元がある久留米絣産地の夏の大イベント「久留米絣大博覧会」についてお伝えします。
■久留米絣大博覧会
産地の織元[つくりて]・卸商[つたえて]が一丸となり、その存在や価値をもっともっと多くの人に知って、触れていただきたいという思いから、昨年より始まった「久留米絣大博覧会」。筑後地域を飛び出して、福岡市天神地区にある博多大丸の催事フロアを6日間久留米絣で埋め尽くす大型イベントです。生地や製品の販売だけでなく、どのような歴史や進化を経て200年以上あり続けているのかを伝える展示もあります。
第2回の開催となる今年は、もんぺのイメージが強い久留米絣に新たなキーアイテムをつくる為に、現代のファッションになじむ羽織りの展開に挑戦。一方で、藍染め手織りという手法や技術を守り続ける文化財展も同時開催。伝統の重厚感と挑戦し進化する姿勢をあわせ持つ産地の特徴を皆さまに感じ取っていただけたのではないかと思います。
■ひろかわ新編集もワークショップで参加しました!
イベント開場で、「産地の中にいる私たちができるワークショップは何か」と考えて、絣の先染めの糸の防染に使う「くくり糸」や製品をつくる際にでる「ハギレ」の活用を中心に組み立てたメニューとしました。今回はちょっと欲張ってメニューを増やし過ぎた気もしますが、お客さまに楽しんでいただけたようでホッと一安心です。これからも、絣に触れる入口のひとつになれるよう続けていきたいと思っています。
■出張!おにぎりのひ in HIROKAWA
ありがたいことに、ひろかわ新編集のワークショップにも多くのお客さまが参加されました。こんな日は、さっと食べれるおにぎりが一番ですね。
会場メインビジュアルと一緒にパシャリ。皆さまも、お米を食べてパワーチャージしながら、暑い毎日を元気に乗り切りましょう!
問合せ:産業課商工観光係
【電話】0943-32-1142
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