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広川町地域おこし協力隊 HIROKAWA activity log 4

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福岡県広川町

こんにちは。広川町地域おこし協力隊の山口です。
今回は、広川町にあるゲストハウス「Orige」で行ったワークショップをご紹介します。

■藍に触れるワークショップ
着任以来、ゲストハウス「Orige」宿泊棟の向かいの倉庫で、藍染めのワークショップを開催しています。
昨年最後のワークショップは、コワーキングスペース「Kibiru」とのコラボ企画、「白いストラップを織って天然の藍で染めよう」でした。「Kibiru」で素材の異なる緯糸(よこいと)を織り込みオリジナルストラップを制作し、後日「Orige」で藍染めを行う2日間の体験。藍染めの液は発酵による染料、微生物の働きで藍色が生まれます。微生物が活動しやすい温度を保つことが大切で、織元さんたちは冬場、かめとかめの間にある穴にロウカスを入れ火入れをし、じんわりと温めるそうです。ポリバケツで藍建てしてる私は、電気毛布でしのぎますが、やはり夏場に比べると染まる勢いは弱め。ゆっくりじっくりと染めていただきました。冬の朝、静かに液面を打つ滴の音に、ちょっと気持ちが落ち着いていくような素敵な時間となりました。

■自然の中の色
広川町へ来て、藍染め以外の天然染色にもたくさん出会いました。身の回りにある、いろんな素材から生まれる色の美しさ、面白さは正に一期一会。桜や梅の木の表面に見るウメノキゴケ、教えてもらうまで気に留めたことがありませんでしたが、表皮からそぎとったコケをアンモニア漬けして鮮やかな紫色を取り出しました。神社までの道端の草木をみんなで集めて煮だしてみると何とも優しい茶色と森林浴の香りがして、織元さんや地域の人たちと色の実験をできたのはとても貴重な経験です。今後も少しずつ続きを開催していきたいと考えていますので興味のある人は、お気軽にご参加ください。

■おにぎりのひ in HIROKAWA
毎年たくさんの観覧者がおとずれる「太原のイチョウ」。昨年は夏の暑さの影響で色づきがゆっくりでしたが、それでも多くの人で賑わっていました。
私たちもせっかくなので、イチョウ畑の前でおにぎりとパシャリ!この風景を、永くみんなで守っていきたいと感じました。

問合せ:産業課商工観光係
【電話】0943-32-1142

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