本格的な冬の時季が到来し、ストーブを使用する機会が増えると同時に、ストーブを原因とした火災の発生も増加します。ストーブを原因とした火災による死者は毎年多く発生しており、特に高齢者が犠牲となる事例が多くを占めます。
■事例紹介
◇事例1
木造2階建て住宅の居室において、住人が燃焼中の石油ストーブに給油するため、消火を行わず灯油カートリッジを取り出したところ、キャップが外れ灯油が漏れ出し、石油ストーブの火が漏れた灯油に引火し、火災になった。
◇事例2
木造2階建て住宅の台所兼居間において、住人が石油ストーブの周囲にカセットコンロを置いたまま石油ストーブに火をつけたため、ガスボンベが加熱され破裂し、漏洩したガスに石油ストーブの火が引火し爆発した。
〇ストーブ火災を防ぐため、防火対策をしっかり守りましょう
・ストーブの上部で洗濯物を乾かさない
・ストーブはカーテンなどの燃えやすいものや壁から離す
・就寝時はストーブを消す
・ストーブをつけたままで給油・補充しない
・スプレー缶などはストーブの近くに置かない
問い合わせ:粕屋南部消防組合消防本部
【電話】935-5111
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