夢に向かって羽ばたく志免っ子
キックボクシング王者が誕生!
今回紹介するのは、今年3月に開催されたキックボクシングの『KING OF STRIKERSROUND42』25kg級で見事優勝し、チャンピオンの称号を獲得した三浦琥珀くん。志免町別府にあるFKDファイティングスポーツジムに通う小学4年生です。素晴らしい成績を収めた志免っ子の彼にインタビューしました。
5歳からキックボクシングを始めたという琥珀くん。
「小さい頃からK–1やRIZINが好きで、初代WKBA日本スーパーフライ級チャンピオンの日畑達也選手のジムが志免町にあることを知って、やりたい!と両親にお願いして入らせてもらいました」
当時は最年少だったため、自分より体の大きな小学生の子を相手に練習をしていたそう。
「体格差はあったけど、みんな優しくしてくれたので怖くはなく、楽しい気持ちでいっぱいでした」
憧れていた世界に入ることができてうれしかったと言います。
「今は学校の宿題をした後に週5回ジムに通っています。ジムの魅力は、たくさんの仲間がいること。一緒に実践練習をしたり、スパーリングで声をかけあったり。仲間と練習してきたからこそ優勝できたと思います。他校の小学生や中学生など、ここでしか会えない仲間ばかりでみんなと練習する時間が最高に楽しいです」
このジムがなかったら、今の自分はないと力強く語ってくれた琥珀くん。4回目の出場でチャンピオンになったと言います。
「試合前日は緊張したけど、楽しみでワクワクしていました。試合中、会長の声が聞こえてきて心強かったです。優勝した時は会長にありがとう、家族にもありがとうと思いました。会長はずっと真剣に教えてくれて、家族は毎日送迎して、家での練習相手をしてくれて…みんなで応援してくれていることに感謝しています。将来はK―1のチャンピオンになって、お母さんに車を買ってあげたいです」と語ってくれました。
夢に向かって仲間と切磋琢磨する琥珀くん。幼い頃から礼儀や挨拶を大切にするジムで育まれてきた彼は真っすぐな目で話してくれました。子どもたちの成長は、地域の未来をつくります。習い事をはじめ、さまざまな場所で子どもたちの居場所づくりや健全育成を目指して、これからも地域全体で志免っ子を温かく見守っていきませんか。
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