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町民インタビュー

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福岡県志免町

町のいいものを厳選!
県内外に広める志免ブランド

創造とこだわりから生まれた、志免ならではの逸品がそろう志免ブランド。匠の技や食品・製菓など、認定商品を街中で見かけたことのある方も多いのではないでしょうか。今回はこの志免ブランドについて、志免町商工会の石井真紀さんと吉村綾香さんにお話を伺いました。
石井さんは志免ブランド誕生の経緯について、「検討委員会が立ち上がったのは平成21年頃。当時、志免町にはいいお店や優れたものは沢山あるのに、志免の特産品としてはあまり知られていませんでした。そこで町のいいものを選りすぐって、志免のブランドとして町内外にアピールしていこうと始まりました。第一回目は選定委員に著名人をお招きし、志免を代表するものとしてふさわしいか、コンセプトがしっかりしているか、原材料までこだわっているかなど厳しい基準をクリアしたものだけを志免ブランドとして認定しました」と話されました。認定第一号に選ばれたのは3社。そこから徐々に増え、今や10社がラインナップされています。町のシンボルである竪坑櫓andボタ山をデザインした寿司ケーキや炭鉱の石炭をイメージしたメロンパン、博多曲物など、それぞれが創意工夫を重ねたものばかり。吉村さんは現在の志免ブランドについて、「こだわりのあるアイテムに特化しているので、東京など県外で行われる展示会に持っていく商品も志免ブランドから選んでいます。志免ブランド認定商品としてテレビで紹介されるなど町の代表品として定着してきていますし、商工会としても関連企業の方々に感謝しています」とのこと。ブランド認定されている特別感と安心感から手土産に購入する方も多いそうです。
最後に石井さんは今後の展開について、「町の特産品を増やしていくためにも裾野を広げていきたいと思っています。また、町のモデル企業として商品企画から関わり、販路拡大のお手伝いもしています。専門家と連携した個別支援も行っているので、気軽にご相談ください」と話をしてくれました。志免と言えば『これ』と自慢したくなる特産品がこれからも生まれてきそうな予感。志免ブランドの未来に更なる期待がかかります。

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